NTTコム オンライン、クレジットカード業界を対象にしたNPS®業界ベンチマーク調査結果を発表
~日常生活での「ポイントのたまりやすさ」が評価される~

2016年11月16日

  NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:塚本 良江、以下NTTコム オンライン) は、クレジットカード業界を対象に、顧客ロイヤルティを図る指標であるNPS®の業界ベンチマーク調査を実施しました。
  この結果、電子マネー等との連携によりポイントがたまりやすく使いやすいと評価されたビューカードがもっともNPS®が高い結果となり、またビューカードを含むNPS®上位のブランドは日常生活でのポイントのたまりやすさが評価されていることが分かりました。

調査結果の詳細はこちらからご覧ください:
https://research.nttcoms.com/database/data/002038/

<調査結果のポイント>

1.クレジットカード業界のNPS®1位はビューカード

  クレジットカード会社14ブランドのうち、NPS®のトップはビューカード(-16.0ポイント)。最下位の企業との差は49.6ポイントであり、14ブランドの平均は-42.3ポイントとなった。
  全体の35.4%の回答者が推奨度として「5(どちらともいえない)」を選択しており、「5」への集中度が高い企業ほどNPS®が低い傾向がみられた。

2.重要度と満足度のギャップが最も大きいのは「ポイントのたまりやすさ、還元率」

「ブランドイメージ」「セキュリティの充実」など16の要因別に重要度と満足度を調査したところ、業界全体で最も満足度が低かったのは「会員向けキャンペーン等の充実度」となった。
  また、重要度が高いにも関わらず満足度が低く、そのギャップが最も大きかったものは「ポイントのたまりやすさ、還元率」となり、次いで「年会費とサービスのバランス」のギャップが大きかった。

3.NPS®上位カードでは個々のライフスタイルにあった「お得感」が評価される

  1位のビューカードでは「機能の充実(Suicaや電子マネー等)」の満足度が大きく業界平均を上回っており、「電車に乗るだけでポイントがたまる」、「ポイントをSuicaに変えられる」など電子マネー等との連携も含めた日常生活での使いやすさを高く評価するコメントが多数みられた。2位のブランドでは、「旅行や出張が多いとポイントがたまりやすい」こと、3位のブランドではショッピングを通じての「ポイントのたまりやすさ、還元率」が高く評価された。
  NPS®上位ブランドでは、買い物や交通機関の利用など、日常生活で意識せずにポイントがたまるなど、お得感が高いことが高評価につながったとみられる。

4.推奨度が高い人ほど、月間のクレジットカード利用金額が高い傾向がみられる

  月間3万円以上クレジットカードを利用する人は、推奨者(推奨度9~10をつけた人)で60.6%、中立者(推奨度7~8)で45.4%、批判者(推奨度6以下)で28.2%となり、推奨度が高い人ほど月間のクレジットカード利用金額も高い傾向がみられた。

図  推奨度別の月間クレジットカード利用金額[クレジットカード業界]

お問い合わせ先

NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社
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nps@nttcoms.com

https://www.nttcoms.com/service/nps/