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再生医療に関する社会意識調査

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再生医療に用いるヒト細胞流通のカギは、適切な情報提供とドナー選定

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NTTコム リサーチ と NTTデータ経営研究所 による共同企画調査

2015年の再生医療関連諸法の施行以降、新たに再生医療等製品が薬事承認を取得するなど産業化に向けた動きは加速しています。

産業への波及効果を高めるためには他家細胞製品の実用化が課題となりますが、そのためには原料となるヒト細胞の国内における安定的な供給体制が必須となります。安定的なヒト細胞供給を実現するための細胞提供者(ドナー)をいかに確保するのか、その道筋を検討するために再生医療や細胞の提供に関する現状の社会意識を調査しました。

株式会社NTTデータ経営研究所はNTTコム リサーチ登録モニターを対象に、「再生医療への細胞提供に関する社会意識調査」を実施しました。

<ポイント>

  • 再生医療に対しては、概ね好意的な反応
  • 再生医療治療を受けることに対して好意的な層の特徴は、献血経験があること、重病の経験があること、身体の一部を保管していること
  • 再生医療実施のための細胞提供に対して好意的な層の特徴は、献血経験があること、重病の経験があること、身体の一部を保管していること
  • 細胞提供の協力者は、「提供時の訪問の煩わしさ」、「侵襲性」、「提供した細胞の他人優先利用」が意思決定に影響を及ぼすと回答
  • 提供に係る不安を払しょくするような体制を構築することによって、協力者を増やすことができる可能性がある

<調査概要>

  • 実施期間: 2016/09/05~2016/09/07
  • 有効回答数: 1,097

この調査結果の単純集計を無料にて提供しています。

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