NTTコム オンライン、「消費者の情報収集メディアと、情報機器の併用」に関する調査結果(NTTコム リサーチ)」を発表
~情報収集メディア・参考にする情報源、において男女間の違いが明確に~

2017年9月6日

  NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:塚本 良江、以下NTTコム オンライン)と立教大学経営学部教授 有馬賢治(以下 有馬賢治研究室)は、NTTコム オンラインが運営するインターネットアンケートサービス「NTTコム リサーチ*」会員モニターを対象として、興味を持つ商品・サービスの情報取得メディア、購買時に参考にする情報源、情報機器の併用状況について調査しました。
  調査の結果、情報取得メディアと、参考にする情報源の両方において、男性と女性で明確な違いがあることが明らかになりました。

調査結果の詳細はこちらからご覧ください:
https://research.nttcoms.com/database/data/002075/

■ 総括

  情報取得メディアでは、男性は「Webサイト」から、女性は「テレビ」から、が最も高く、男女で明確な傾向差が見られました。
  購買を検討する際に参考にする情報源では、男性は「Web上の記事(紹介、比較、評価)」であるのに対して、女性は「家族の意見」が全ての年代で1位となり、こちらも明確な違いが明らかとなりました。
  また、最近は複数の情報機器(テレビ・パソコン・スマートフォンなど)を同時に使用して情報収集する傾向が進んでいますが、家で使用する場合では、男女ともテレビ・パソコンの割合が高いものの、女性20代に限ってはスマートフォンの使用が他の性別・年代に比べて顕著に高い傾向が見られました。

■ 調査結果のポイント

1.「興味・関心のあるジャンル」は、男女で明確に異なる

全44ジャンルの中で興味・関心のあるジャンルの上位になったものは、男性は「インターネット」、「PC・家電」であるのに対し、女性は「お菓子・食品」、「旅行・レジャー」が、それぞれ全ての年代で上位になりました。年代では50代以上の男女で「健康・医療」が上位となりました。

2.「興味のある商品・サービス情報を収集するメディア」も、男女で明確に異なる

興味を持つ商品・サービスが紹介されているメディアで比較した場合、男性は全ての年代が「Webサイト」から情報集しているのに対し、女性は全ての年代で「テレビ」が1位となりました。

3.「購入の商品・サービスの購買に参考にしている情報」も、男女で明確に異なる

製品・サービスの購買を検討する際に参考にする情報源としては、男性は「Web上の記事(紹介、比較、評価)」が変わらず上位であるのに対し、女性は「家族の意見」が全ての年代で1位に変わる結果となりました。男性は20代で「家族の意見」が3位に入った以外は、Web関連の項目が上位を占め、女性は「家族の意見」に次いで「テレビの情報」が2位となりました。

4. 家で利用する情報機器は、テレビ・パソコンが上位を占める

家での情報機器の使用状況では、テレビとパソコンが多くの年代で上位を占めましたが、女性20代に限ってはスマートフォンが1位と、顕著に高い傾向が見られました。

5. 情報機器を同時に使用する割合は、全体で7割弱

家での情報機器の併用状況では、全体の66.7%が複数を併用している結果になりました。最も併用の割合が高いのは20代女性(74.4%)で、30代男性(72.7%)、20代男性(72.3%)の順になりました。併用の割合が低いのは、60代男性(57.8%)、60代女性(58.2%)、40代女性(58.8%)となりました。

お問い合わせ先

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