2014/02/04

【ソーシャルxビジネス】

#41 フォーシーズンズホテルによる、高い再訪率をもたらしたソーシャルメディアキャンペーン事例

NTTコム オンライン SocialEngageプロダクトマネージャの屋代です。

今回は、WebサイトSocialMediaTodayから、フォーシーズンズホテルによるソーシャルメディアキャンペーンの事例に関する記事をご紹介します。
筆者は、フォーシーズンズホテルが保守的に捉えられがちなブランドであり、特にヒップな若年層にアピールするブランドではない、としています。フォーシーズンズホテル・シカゴのレストランも、富裕層の旅行者やステータスの高いビジネスパーソンといった比較的高年齢層のお客様のご利用が多いものの、WホテルやLoftといったシックなホテルの人気が高まっていることから、同社としても新たな顧客層にアピールする必要を感じた、としています。

2012年6月に同社は、そのような層をターゲットとしたAlliumというレストラン&バーをオープンしましたが、同社のマーケティングや広告戦略はこの新たな層に焦点を当てていなかったそうです。そこで、新たなパートナーと組み、若く影響力を有するオーディエンスにソーシャルメディアを通じて認知を高めるキャンペーンを展開することとしたそうです。
AlliumはFreebieというサービスとパートナーを組み、2013年夏に2つのイベントを展開したそうです。最初は、28ドルのパワーランチを、お客様の『ソーシャル資産』により支払えるようにしたそうです。モバイルアプリケーションからソーシャルメディアに書き込むだけで食事代を精算できるというキャンペーンです。書き込みには、ロケーション情報・Twitterアカウント・ハッシュタグが含まれています。

その結果として、Facebook・Instagram・Twitter上で84件の投稿があり、533,300のインプレッションが生まれ、数百件のオーガニックエンゲージメントが生じたそうです。この短期間においてFreebieは、新たなお客様の獲得と再訪を通じて口コミを活用したキャンペーンの効果を示すことができたとしています。

第2のイベントは若く影響力のある人々をターゲットとしました。ここでは、食事とカクテルをソーシャル資産で精算できるキャンペーンを展開しました。結果として、3時間で218件の投稿があり、ハッシュタグはInstagramとTwitterのトレンド入りを果たしたそうです。

2つのイベントを通じての結果は以下の通りでした。

  • ソーシャルメディアでの投稿が302件
  • エンゲージメントが2,429件
  • 2,563,029インプレッション

さらに、Alliumは40%の再訪率を記録したそうです。これらのお客様は、何等のインセンティブなしにAlliumを再び訪れたということになります。
筆者は、この成功は、正しくセグメントされた人々に素晴らしいサービスを無料で提供したことに始まる、としています。

『インフルエンサー』と呼ばれる影響力の強い人々が有するソーシャルメディア上の影響力をマーケティングに活用しようとする動きの1つと考えられます。残念ながら、この記事では、『インフルエンサー』の書き込みによる効果(認知の拡大やお客様の誘導など)については説明されていませんが、インセンティブなしに高い再訪率を記録できたという成果に着目し、この記事をご紹介いたしました。
ソーシャルメディアをよく利用する層に対するマーケティング手法として参考になる部分があれば幸いです。

今回ご紹介した記事は、以下のリンクよりお読みいただけます。(英語です。)
A Hipper, Social Four Seasons Hotel Drives High Return Rate [CASE STUDY]

次回の更新は、2/10週の予定です。更新情報については、SocialEngageのTwitterとFacebookの公式アカウントでおしらせしますので、フォローや『いいね!』していただければ幸いです。

Twitter: @socbiz_jp
Facebook: SocialEngageJP

最後までお読みいただき、有り難うございました。 コメント・ご感想などをお寄せいただければ幸いです。

 

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屋代 誠

屋代 誠

企業向けのソーシャルメディア活動支援ソリューション【Social Studio】のプロダクトマネージャー。

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