2014/04/22

【ソーシャルxビジネス】

#52 Forbesはどのようにビッグデータを活用しているか

NTTコム オンライン SocialEngageプロダクトマネージャの屋代です。

今回は、WebサイトCMO.から、Forbesのビッグデータ活用に関する記事をご紹介します。本記事は、Forbes社CMOのTom Davis氏の講演内容をもとに構成されています。

comScore社の調査によれば、1月時点で同社サービスのデジタルユーザー数は約3300万人となっており、これは同業他社を上回る数字とのことです。
同氏によれば、Forbesはコンテンツやサイト上の広告を活性化するためにデータを活用しているそうです。例えば、コンテンツ内の広告はコンテンツの横に掲示された広告よりも良好なパフォーマンスを示すことがデータにより明らかとなっており、同社はそのアプローチを採るようになっています。
また、データは、いわゆる『広告が表示されること』(viewability)問題についても手掛かりを与えており、例えば、モバイルサイトにおいては、自然な段落分けにおいて広告を挿入するほうが、小さなスクリーンのトップや最下部に小さなバナーを掲出するよりも良好な結果が得られることが分かったそうです。

さらに、同社ではデータに基づきライターへの褒賞を決定するシステムを採っているそうです。ページビュー、コメント、シェア数といった指標をKPIとして採用しているようです。その結果、自分のコンテンツをプロモートしサイトにトラフィックを誘導するために、従業員は自身でソーシャルメディアなどの手段に向き合うようになっている、としています。

同氏は『私たちが構築しているのは、読者・ジャーナリスト・広告主にとって利益となる維持可能なジャーナリズムモデルです』と述べています。

さらに、データだけでなく、イノベーションも活用しているそうです。同社では”Voices"という広告配信プラットフォームを2010年に運用しているようです。Voicesは現在では同社のデジタル関連収入の40%を稼ぎ出しているそうです。
これはコンテンツ形式のスポンサードアドとなっていますが、同社によれば、これがとても上手く機能しているのは、同社の透明性に依るものだそうです。スポンサードコンテンツであることを明示するマークをつけることで、読者は自分たちが何をクリックしているのかが正確に把握できる、としています。

講演の最後に、同氏は『Forbesという100年を迎えようとしている企業がデジタル世代において成功しているのは、ビッグデータやブランドジャーナリズムといった変化を恐れないためです。』と結んでいます。

広告モデルを採っているメディア企業がデジタル化の中で収益を確保するうえで、ビッグデータの活用方法を垣間見るうえで有益なヒントがあるかと存じます。コンテンツのスポンサードに関する透明性や、ソーシャルメディアを活用してのコンテンツの拡散など、ソーシャルメディアをマーケティング手段として活用するうえでの参考となれば幸いです。

今回ご紹介した記事は、以下のリンクよりお読みいただけます。(英語です。)
Forbes CMO Reveals How The Publisher Uses Big Data

次回の更新は、4/28週の予定です。更新情報については、SocialEngageのTwitterとFacebookの公式アカウントでおしらせしますので、フォローや『いいね!』していただければ幸いです。

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屋代 誠

屋代 誠

企業向けのソーシャルメディア活動支援ソリューション【Social Studio】のプロダクトマネージャー。

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