2015/02/24

【ソーシャルxビジネス】

#91 小売事業者は販売拡大のために店舗でどうソーシャルメディアを活用しているか

NTTコム オンライン SocialEngageプロダクトマネージャの屋代です。

今回は、ソーシャルメディア管理ソリューションを提供するSendible社のブログから『小売事業者は販売拡大のために店舗内でどうソーシャルメディアを活用しているか』という記事をご紹介します。

記事では、リアルの店舗における活動とは無関係にソーシャルメディアをオンライン活動の1つと位置付けることは簡単であるものの、それはオンライン活動を統合したことにはならず、ソーシャルメディアを独立したものではなくリアル店舗の延長線上にあるものとしています。ここでは、ソーシャルメディアとリアル店舗の間を結ぶ創造的かつ効果的な方法を見出した小売事業者のケースをいくつか紹介します。

■ 店内で使えるクーポン・割引券の提供

当たり前のことを言うと思われるかもしれませんが、それでも非常に効果的かつシンプルなアイディアです。Facebookに『いいね!』するなどのソーシャルメディアでのエンゲージメント拡大だけでなく、家から出て実際の店舗に向かうための理由を提供すべきです。
 そのための方法の中でも最もシンプルかつベストな方法は、店舗でのみ有効なディスカウントコードをフォロワーに提供すること、としています。また、メールやテキストを利用することで、メーリングリストを作ることも出来るとし、SMSとメールキャンペーンを統合することも可能である、としています。

■ 景品・試供品など

割引よりも良いものとして、景品を挙げています。ファッションブランドMarc Jacobsは、ニューヨークファッションウィーク期間中にオープンしたマンハッタンの店舗において、香水『デイジー』シリーズの新しいラインナップをお披露目する際にこのアプローチを活用したそうです。入店者は、この新しいラインナップについて特定のハッシュタグをつけてツィートまたはInstagramへの投稿をするように促されます。実行した人は、香水・ジュエリー・アクセサリーなどのギフトをもらえます。Twitter上で13,500以上のメンション、Instagramで4,300のメンションがあったそうです。

■ ノードシュトルムとPinterest

ノードシュトルムの店舗におけるPinterestの活用はもはや伝説的である、と述べています。Pinterestは最も速い成長を遂げているソーシャルメディアであり、ユーザーの多くは女性だそうです。また、販売促進の点においてもFacebookと互角であり、多くのカテゴリではFacebookよりも優れた成果を出している、としています。ノードシュトルムは、店舗内に『最もピンされた』アイテムのセクションを設け、Pinterestの"P"ロゴを付与しているのだそうです。これは、他のショッパーやファッションを楽しむ人たちの間で何が人気を集めているのかを示すうえで非常に優れたやり方である、としています。

■ 位置情報を活用したショッピング

もう1つの『古いが良いもの』として、チェックイン機能の活用を挙げています。店舗にチェックインした人にディスカウントを提供することは、メンションやハッシュタグと同様のアドバンテージにつながる、としています。Facebookは『いいね!』することへの報酬を出すことを禁止していますが、チェックインしたことに対してリアルライフで使えるディスカウントを止めることは出来ない、と述べています。

■ デジタルディスプレイ

コストのかかる方法ですが、注目を集めエンゲージメントを創出する方法である、としています。ナインウエストは、特定のハッシュタグをつけているショッパーの投稿を集め掲示するデジタルディスプレイを店内に設置し、店内にいる人が見られるようにしているそうです。つまり、店内にいる人が買ったばかりの(あるいは試着した)製品で『自分撮り』した場合、それがすぐに広告の一部となります。人々の見栄を張りたいという心を利用するのは上手くいく方法である、とし、もしディスプレイを設置する予算がなければ、自分撮り用のiPadを置いてソーシャルメディアに投稿できるようにするだけでもいい、と述べています。

■ iBeaconを活用する

Appleの新しいテクノロジーであるiBeaconは数年以内にリアルなショッピングにおいて重要な存在になるであろう、としています。iBeaconはBluetoothによりアプリをインストールしているiPhoneを検索・接続します。

オンラインとリアルなコマースのシナジーについては、先進的な企業による事例があるものの、まだまだ新しいアイディアが求められており、これからも多くの事例が現れることが期待される、としています。

 

今回ご紹介した記事は、以下のリンクよりお読みいただけます。(英語です。)
How Retailers Can Use Social Media In Stores To Drive Sales

次回の更新は、3/2週の予定です。更新情報については、SocialEngageのTwitterとFacebookの公式アカウントでおしらせしますので、フォローや『いいね!』していただければ幸いです。

Twitter: @socbiz_jp
Facebook: SocialEngageJP

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屋代 誠

屋代 誠

企業向けのソーシャルメディア活動支援ソリューション【Social Studio】のプロダクトマネージャー。

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