2016/02/02

【ソーシャルxビジネス】

#134 2016年にウォッチすべき5つのソーシャルメディアマーケティングトレンド

NTTコム オンライン Social Studioプロダクトマネージャの屋代です。

今回は、WebサイトSocial Media Todayから、『2016年にウォッチすべき5つのソーシャルメディアマーケティングトレンド』という記事をご紹介します。

1. 絵文字(emoji)分析の成長

絵文字の影響力は無視できないものとなっており、Instagramが2015年前半に公表した調査によれば、いくつかの国においては、絵文字を含んだ投稿数が絵文字を含まない投稿数を上回っているそうです。
絵文字が多くの言葉を費やすことなく簡潔に感情を表現するコミュニケーションツールとなっていることは、特にモバイルへのシフトが顕著となっているトレンドにおいて特に重要であり、オートコレクトと格闘しながら小さなキーパッドをタイプするのではなく、小さなイメージを貼り付けることで感情を表現するようになってきている、と述べています。
そして、『オーディエンスをより的確に理解するためにこのトレンドをどう活用するか?』という点が2016年に重要になる、としています。絵文字の習慣や行動が関心やエンゲージのシグナルとなり得るのか、という点について、記事では同意をしているものの、絵文字がなぜ・どのように使われているかという詳細を知ることが2016年に大きな注目を集めるだろう、と述べています。
どの絵文字がクリックスルーやコンバージョンとより密接に関係しているのか、悲しみの絵文字がリーダーシップの低さに関連付けられるのか、ある種の絵文字の使用はより多くのシェアにつながっているのか、などの疑問はより重要なものとなる、と述べています。

2. 関連性のある指標を決める

過去数年にわたり話題となっていたこのトピックが、2016年には本当に注目を集めるだろう、と述べています。Facebookは当初、ページへのリーチを拡大するためにページへの『いいね!』を集めることを推奨しており、これが広告の目的にすらなっていました。しかし、オーガニックリーチが劇的に低下したことから、『いいね!』数はターゲットとしての効果を低下させたため、広告の目的としても強調されることはなくなっています。
『いいね!』数、フォロワー数、リツィート数はある種のコンテクストにおける指標としては用いることは出来るものの、本当に気にすべきはコンバージョンである、としています。クリックスルー率、その後のアクション、購買数などが本当に気にすべき数値である、と述べています。
そして、FacebookやTwitterのコンバージョンリフトレポートを例に挙げ、ソーシャルメディアのROI測定における新しい段階への動きは既に始まっている、としています。

3. (バイラルであることではなく)エンゲージメントにフォーカスする

上記2.と同様に、『バイラルであること』は目的ではなく結果であり、バイラルなコンテンツを計画的に作ることは出来ないので、フォーカスは低下する、と述べています。バイラルなコンテンツという概念から離れて、オーディエンスに関連するコンテンツをつくることに努力すべき、としています。ソーシャルメディア上のコンテンツを最もよく見てくれるのは既にブランドのファンとなっている人々なので、このアプローチははるかに実行可能性が高く価値のあるものである、としています。
そのためには、キーオーディエンスが何を求め期待しているかを理解する必要があります。そのようなコンテンツを届け、そしてキーオーディエンスがそれらを『いいね!』し、コメントし、シェアすることでリーチが拡がっていくのです。口コミはソーシャルメディアにより計り知れない規模で増幅されていきますので、オーガニックリーチが低下している中で、口コミがどのようにリーチを拡げることが出来るのかについて、ソーシャルグラフなどにより知ることが出来ます。
記事では、ソーシャルメディアの鍵は素晴らしい顧客体験を届けることにあり、素晴らしい顧客体験はハッピーな顧客につながり、ハッピーな顧客はブランドへの推奨者につながり、推奨者はブランドのメッセージを広めてくれることにつながる、としています。『バイラル』はもちろん素晴らしいことですが、『推奨』ははるかに現実的で、利益をもたらす戦略的な目的である、と述べています。

4. カスタマーサービスの進化

ますます多くの人々が、ソーシャルメディアをカスタマーサービスで使うようになっています。Socialbakersの調査によれば、ソーシャルメディア上のカスタマーサービスに関するリクエストは、過去2年間で2.5倍以上となっているそうです。2016年には、ソーシャルカスタマーサービスへのフォーカスは大きなものとなるだろう、としています。
Facebookは、『メッセンジャー』にページへのコメントにプライベートメッセージでレスポンスする機能を追加したり、Webサイトにメッセンジャープラグインを追加することでユーザーがFacebookメッセージを送信できるようするなど、『メッセンジャー』をより効果的なカスタマーサービスプラットフォームとすべく動き始めています。さらに、顧客とのやり取りの一部を自動化するための新たなAIシステムのテストを始めているそうです。
このような進化は、ソーシャルプラットフォームをめぐる戦いにおいてウォッチすべき重要なトレンドである、としています。ソーシャルカスタマーサービスの分野ではTwitterがリードしていますが、Facebook, そしてメッセンジャーの人気を鑑みると、極めて近い将来にFacebookがこの分野において登場することも有り得る、としています。

5. 常にモバイルを考える

最後に、モバイルシフトについて取り上げています。コンテンツをモバイルに最適化させず、モバイルでの経験についても考慮していないのであれば、それは大きな間違いである、と述べています。
記事では、2016年にはモバイルシフトが次の段階に入る、としています。モバイルが全てのキャンペーンやデジタルプログラムにおいて本質的な要素となりますので、Webサイトをモバイルでのパフォーマンス向けに最適化する余裕がないのであれば、Facebookの『インスタントアーティクル』や『Canvas』といったモバイル広告を提供するモバイルオプションの利用を考慮してみることを勧めています。
オーディエンスがどのようにコンテンツを見つけアクセスしているかを理解することはますます重要になっています。データはGoogleアナリティクスのようなツールにより入手することが出来ますが、より深い統計データがインサイトとカスタマージャーニーのマッピングのためには必須のものとなります。いつ、どこで、どのように人々がブランドとつながっているかを知ることは、あらゆるプランニングと戦略的な意思決定において本質的な要因となる、としています。

今回ご紹介した記事は、以下のリンクよりお読みいただけます。(英語です。)
5 Key Social Media Marketing Trends to Watch in 2016

次回の更新は、2/8週の予定です。更新情報については、TwitterとFacebookの公式アカウントでおしらせしますので、フォローや『いいね!』していただければ幸いです。

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Facebook: SocialEngageJP

最後までお読みいただき、有り難うございました。 コメント・ご感想などをお寄せいただければ幸いです。

 

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屋代 誠

屋代 誠

企業向けのソーシャルメディア活動支援ソリューション【Social Studio】のプロダクトマネージャー。

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