2016/04/05

【ソーシャルxビジネス】

#143 ますます大きくなるソーシャルシグナル

NTTコム オンライン Social Studioプロダクトマネージャの屋代です。

今回は、ソーシャルリスニング分析ソリューションを提供するSimply Measured社のブログから『ますます大きくなるソーシャルシグナル』という記事をご紹介します。
記事では、大きなトラフィックを誘導できる力によりソーシャルメディアはデジタルマーケティングにおける役割がますます大きくなっている、としています。そして、『検索エンジンがそのランキングアルゴリズムに取り入れる可能性のある、投票・シェア・いいね!や他のエンゲージメントというソーシャルメディア活動の基準』としてソーシャルシグナルを定義し、このソーシャルシグナルがコンテンツにトラフィックを誘導するカギになるものである、と述べています。
そして、このソーシャルシグナルの効果を考察するうえで、Google+とTwitterを例に、インデックスされたソーシャルメディア上のコンテンツのランキングがWeb上のプレゼンスに影響することがわかる、と述べています。

■Google+は強力なソーシャルシグナルを有する

Quick Sprout社の実験によれば、Google+はSEOにおいて最も高い効果を持つプラットフォームであり、ランキングを14%以上も改善する効果があるそうです。
同社の実験によれば、Google+上で100人以上のフォロワーを持つサイトのランキングは14.63%, +1を300獲得したサイトのランキングは9.44%, Facebook上で70件のシェアと50件の『いいね!』を獲得したサイトのランキングは6.9%, 50件のツィートを獲得したサイトのランキングは2.88%改善したそうです。

ドメインへの信頼性を強化する
記事ではこの点について明らかな証拠はないとしていますが、Backlinko社の発言を引用し、『Googleはソーシャルシグナルをブランドシグナルと看做しており、ブランドの重要性を発信するうえで、同社自身が保有するGoogle+以上に良いプラットフォームがあるでしょうか?』と述べ、ドメインへの信頼性を強化するためにソーシャルシグナルをてこ入れするのであれば、Google+が最適である、としています。

ソーシャルリンクの構築
ソーシャルメディアの投稿がシェアされた場合には、コンテンツが何処かのWebサイトにリンクされる可能性が大きくなるとし、これこそが、デジタルマーケッターにとってソーシャルシグナルにおける最も大きな価値である、と述べています。

■インデックスされたツィートはより多くのトラフィックを生む

2015年の大きなニュースとして、GoogleがTwitterのFirehoseアクセスを取得し、検索エンジン内にツィートをインデックス出来るようになったことを挙げています。もしSEOにおけるTwitterの重要性に疑いを持っているのであれば、この事実を持って考えを改めるべきである、とも述べています。そのうえで、膨大なツィートが存在する中で、SEOを強化したいのであれば、コンテンツの品質がキーになる、としています。
特にTwitterについては、マーケッターが注目しているのは、トラフィックをどれだけ増やすことが出来るのか、および、コンテンツについて語る人々をどれだけ増やすことが出来るのか、である、としています。

Webトラフィックの増加
多くのソーシャルサイトはその外部リンクに"nofollow"を設定したり、検索エンジンに対してハイパーリンクがランキングに影響を与えないよう指示しています。記事では、このような"nofollow"リンクもトラフィックをもたらしており、これらはGoogleにサイトが話題になっていることを知らせている(そして、それは最も重要なことである)ことから、通常のリンクよりも高い価値を持つようになっている、と述べています。コンテンツがシェアされれば、人々がコンテンツにリンクしてくれるチャンスも増えることから、シェアされる価値のあるコンテンツに生み出すことがランキングの改善につながる、としています。

■Googleは言葉を濁しているが、ソーシャルシグナルは明確である

2014年時点においてGoogleは『ソーシャルシグナルは検索エンジンアルゴリズムにおいてアクティブなパートではない』と表明していますが、これは2010年に述べられていたことと正反対である、としています。GoogleのJohn Mueller氏によれば『ソーシャルシグナルはSEOに直接影響するものではないが、長い目で見てサイトに良質なトラフィックをもたらしている』そうです。2015年のGoogle Hangoutにおける『ソーシャルシグナルはGoogleのオーガニックランキングにインパクトを持つか?』という質問への回答が引用されています。それによれば、

『直接には持ちません…しかし、ソーシャル投稿が検索結果に表れることは皆さんも目にしていることでしょう。それはコンテンツであり、キーワードや製品名にランクを与えることが出来、少々のプレゼンス改善をもたらし、検索結果においてユーザーにコンテクストをもたらします。TwitterとGoogle+について現在申し上げるとすれば、ユーザーに関連のあるコンテンツがソーシャルネットワーク上にあると認識されれば、私たちはそれを検索結果に載せるようにします。米国内においてはTwitterのコンテンツを載せています。そのことによってコンテンツのランクが高くなるわけではありませんが、企業名・ブランド名・製品名を含むコンテンツが他にも存在する可能性があり、私たちはそれらも載せるようにするかもしれません。』

 記事では、Mueller氏の回答は曖昧であるもの、全体的なメッセージとして、ソーシャルシグナルはコンテンツをダイレクトにトップに押し上げるようにするものではないが、(ソーシャルシグナルを通じて強化される)ソーシャルメディアでの高いパフォーマンスはそれを実現する、としています。
記事では、GoogleはソーシャルシグナルのSEOにおける本当の価値を語らないかもしれないが、大きなインパクトを有することは明らかである、としています。

今回ご紹介した記事は、以下のリンクよりお読みいただけます。(英語です。)
Social Signals are Getting Louder (You Should Pay Attention)

次回の更新は、4/11週の予定です。更新情報については、TwitterとFacebookの公式アカウントでおしらせしますので、フォローや『いいね!』していただければ幸いです。

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Facebook: SocialEngageJP

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屋代 誠

屋代 誠

企業向けのソーシャルメディア活動支援ソリューション【Social Studio】のプロダクトマネージャー。

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