NTTコム オンライン、インターネット・サービス・プロバイダを対象にしたNPS®業界ベンチマーク調査結果を発表
~セット販売や商品のわかりやすさに高い評価~

2017年2月15日

  NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:塚本 良江、以下NTTコム オンライン) は、インターネット・サービス・プロバイダ(以下、ISP)を対象に、顧客ロイヤルティを図る指標であるNPS®の業界ベンチマーク調査を実施しました。この結果、もっともNPS® が高いのは、eo光(ケイ・オプティコム)となりました。
  要因別にみると、重要度に比べて満足度が低く、そのギャップが大きかった項目は「コストパフォーマンス」となりました。一方で、推奨理由は企業ごとに特色が見られ、各社それぞれの強みが浮き彫りになりました。

調査結果の詳細はこちらからご覧ください:
https://research.nttcoms.com/database/data/002052/

<調査結果のポイント>

1.NPS®1位はeo光

  ISP8社のうち、NPS®のトップはeo光(-31.4ポイント)。最下位の企業との差は34.8ポイントであり、8社の平均は-53.5ポイントとなった。
  全体の39.9%の回答者が推奨度として「5(どちらともいえない)」を選択しており、1位のeo光を除く7社では「5」の割合がもっとも高い結果となった。

2.重要度と満足度のギャップが最も大きいのは「コストパフォーマンス」

  「ブランドイメージ」、「問合せ時の応対の良さ」など11の要因別に重要度と満足度を調査したところ、重要度に比べて満足度が低く、そのギャップが大きかった項目は「コストパフォーマンス」、次いで「通信速度」、「通信の安定性」となった。
  また、満足度だけを見ると「割引メニューの豊富さ」の満足度がもっとも低く、次いで「コストパフォーマンス」となり、コスト面での課題が強くみられた。

3.推奨理由は各社それぞれの強みがあらわれる

  推奨理由(自由記入)をみると、推奨者(推奨度として9~10を選択した人)では各社それぞれに異なる理由がみられ、NPS®のトップのeo光では“料金体系の分かりやすさ”や“電気や電話などとのセット利用の利便性”があげられ、NPS®2位のA社では“料金が手ごろ”や“セキュリティがしっかりしている”など、各社それぞれの強みがあらわれた。
  一方、批判者(推奨度で6以下を選択した人)の推奨しない理由(自由記入)をみると、各社共通して通信の安定性や速度、価格に関する不満が多く見られた。

4.推奨度が高い人ほど継続意向も高い傾向

  「今後も利用したいか?」を0から10までの11段階でたずねたところ、推奨者では平均9.5、中立者では平均7.8、批判者では平均5.5と、推奨度が高いほど継続意向が高い結果となった。

図  NPS®セグメント別 継続利用意向平均

5.推奨者は批判者の約6倍ポジティブな口コミを伝えている

  該当するブランドについて「ポジティブな口コミを何人に伝えたか?」を尋ねたところ、推奨者は平均1.7人となり、批判者の平均0.3人に比べておよそ6倍の口コミをしていることが分かった。

図  NPS®セグメント別 ポジティブな口コミ人数

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nps-solution@nttcoms.com

https://www.nttcoms.com/service/nps/