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企業における不動産テックの取り組み動向調査

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3社に1社は不動産テック(PropTech)に取り組む実態が判明

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NTTコム リサーチ と NTTデータ経営研究所 による共同企画調査

昨今、様々な業界・企業がデジタルビジネスやデジタルトランスフォーメーションに取り組んでいます。FinTech(金融)をはじめとするテック系ビジネスの動向に目を向けると、金融の隣接領域とも言える不動産領域において不動産テック(PropTech)の注目度が急激に増しています。例えば米国では、立て続けに巨額投資を行い、大きな話題となっています。

調査結果としては、不動産テックの認知度自体はまだ低いものの、不動産テックを知っている人の所属企業のうち3社に1社は不動産テックに取り組んでいることが把握できました。業種別に見ると、関係の深い不動産業よりも他業種の企業のほうが積極的に取り組んでいることが明らかになりました。

実際に取り組まれている不動産テックで主に導入されているテクノロジーは、「AI(機械学習、ディープラーニング含む)」「Web化・オンライン化」「ビッグデータ(DMP:Data Management Platform含む)」「IoT」と、不動産テックのサービスの中心は"データの収集・分析・共有"に関するものでした。

株式会社NTTデータ経営研究所は、NTTコムリサーチ登録モニターを対象に、「企業における不動産テックの取り組み動向調査」を実施しました。

<ポイント>

  • 不動産テックを知っている人の所属企業のうち3社に1社以上が不動産テックに取り組んでいる
  • 建設業、金融業、商社・卸売・小売業、製造業と、不動産業よりも他業種の企業のほうが積極的に取り組んでいる
  • 規模が大きい企業ほど不動産テックに数多く取り組んでいた
  • 一方、不動産テックの成果については、十分な成果は得られていないとする回答は4割近く

<調査概要>

  • 実施期間: 2018/11/26~2018/12/05
  • 有効回答数: 5,171

この調査結果の単純集計を無料にて提供しています。

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