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企業におけるデータ活用の取り組み動向調査

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「データ活用人材やリソースの調達・増強」 その3割が効果なし

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NTTコム リサーチ と NTTデータ経営研究所 による共同企画調査

昨今、ビジネスにおけるデータ活用が一般化し、多くの企業で試行実施から本格的な展開を含めた取り組みを加速させていると同時に、様々な方法論やツール等に関する情報に触れる機会が増えています。しかし、データ分析・活用の手法や技術的なツール類の情報は氾濫する一方で、既存のビジネスとかけ離れた一時的な取り組みに終始し、データ活用が成熟化・定着化まで行きつかない実例も少なくありません。そのような状況を踏まえ、今回当社では、データ活用に取り組む企業の概況、および直面している課題とそれらへの対応策に関する本調査を実施しました。

結果として、昨今のデータ活用では、「企画系部門による"攻め"領域を目的」とした取り組みが活発であることがわかりました。また、データ活用の取り組みではその特性上、分析手法やITなどの技術面だけではない、"戦略・計画・管理"、"業務プロセス"、"人材・スキル"、"企業文化"など、複合的な障壁に各企業が直面していることが明らかとなりました。同様に、それらの課題に対する「対応策」としても、万能的な処方箋と言えるものは無く、一般的に取られがちな「データ活用人材の専任化や、社内外からの調達(異動・採用・外部他委託)」について、回答者の約3割が"効果なし"と回答したことからも伺えます。本調査を通じ、自社の内部・外部環境やデータ活用の成熟レベルなどに応じた、多面的な打ち手の必要性が見受けられました。

本調査は、株式会社NTTデータ経営研究所がNTTコム リサーチ登録モニターを対象に調査を実施しました。

<調査概要>

  • 実施期間: 2019/07/26~2019/09/03
  • 有効回答数: 9,311

この調査結果の単純集計を無料にて提供しています。

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