Person
人を知る

調査・データ解析 コンサルタント Kenichi Kumagai

新時代の膨大なデータ量と種類に対応するため、
常にリサーチャーとしての価値を磨き続ける必要性

様々なリサーチ法から最適なマッチングを図る
マーケティングリサーチの役割は、お客様のマーケティング課題や目標に対して、意思決定を行うための根拠を提供することです。お客様はそれぞれ、新しい市場を開拓したいとか、既存のサービスを改善したいとか、競合に対していかに優位なポジションを確立するのかといった、マーケティング上の課題を抱えておられます。そのような課題や目標をヒアリングし、適切なデータソースと手法を用いて意思決定をサポートすることが我々の仕事です。近年はマーケティングリサーチに用いられるデータソースがどんどん多様化しています。マーケティングリサーチが一般化してから40年以上が経ちますが、従来は企業が扱えるデータの種類やボリュームには限りがあり、少ないデータからいかに意味のある情報を抽出するかという方向で様々な研究がなされて来ました。しかし昨今では、日々の購買履歴やネット上での行動データ、またソーシャルメディアに代表される膨大な非構造化データなど、扱える情報が質的にも量的にも爆発的に増えています。扱うもの自体が変容していくため、それに合わせて備えるべき知識も当然変わってゆきます。常に学習し続け、リサーチャーとしての価値を高める。意識を高く持ち続け、業務に邁進する。私はそんな点にリサーチャーとしての仕事の面白さを感じています。
専門性を背景としつつ、お客様の課題解決に貢献したい
常に学習し続けるということを話ししましたが、新しい分野では「このやり方をトレースすれば必ず成果が出る」といった、確立された方法論がなく、自ら切り開いていく場合がほとんどです。そのため情報をキャッチするアンテナを高くしておきながら、自分で手を動かし、常にチャレンジを続けて学ぶ必要があります。テクニカル面で言うと、テキストに代表される非構造化データの扱いや、統計モデリングの枠組みなどは、今後さらに求められてくる分野だと思うので、チームの若手には「ぜひ出来るようなろう」とアドバイスをしていますね。私自身の目標としては、これらの専門性を背景にしつつ、よりお客様の課題解決に直結した貢献をしていきたいと思っています。私たちは、一人ひとりがプロとしてお客様と相対しています。スキルをさらに高め、お客様の要望に応え、よりお客様のビジネスに貢献していきたいです。
インタビュイー経歴
2003年よりネット調査gooリサーチ(現:NTTコム リサーチ)にて、マーケティングリサーチ業務に従事し、特に通信・オンラインサービス分野における新規事業の需要性調査、市場動向調査、顧客満足度調査等について多くの経験を有する。近年は顧客ロイヤルティが企業の成長に与える効果に着目し、NPS(NetPromoterScore)®の普及を推進。NPS®認定資格者。