【フロンティア・コミュニケーションズ】

GIGYA導入でセキュリティの標準化とカスタマー・エクスペリエンスの向上を同時に実現

「GIGYAの採用によって、ユーザーデータを常に最新に保ちつつ、セキュリティポリシーにも準拠させるという、顧客情報管理のベストプラクティスを実現できました」

フロンティア・コミュニケーションズは、全米28州においてブロードバンド・音声・映像・セキュリティなどのソリューションをB2C・B2Bの両分野で展開しています。

導入効果

  • 会員登録数+60%
  • セキュリティの標準化
  • プロセス統合

課題

請求書の郵送にかかるコストを削減しユーザーにペーパーレス請求に移行してもらうために、フロンティア・コミュニケーションズは、社内の登録システムとサードパーティ製のオンライン支払システムをよりシームレスなソリューションにリプレースすることとしました。

同社のIT担当バイスプレジデントEric Del Sesto氏は「私たちは、ユーザーにより良いカスタマー・エクスペリエンスを提供するためには、全社的に顧客ID&アクセス管理を統合する必要があることを理解していました。フロントエンドの登録プロセスを整理するとともに、バックエンドのセキュリティ手順も標準化できるソリューションである必要があったのです」と語っています。

ソリューション

GIGYAのRaaS機能(※)により、フロンティア・コミュニケーションズは、認証・確認ポリシーを満たす形で、カスタマイズしたユーザー登録フォームと登録フローを同社のWebサイトとモバイルサイトに迅速に実装することが出来ました。登録プロセスを通じて収集された全てのデータとログイン後のユーザーのサイト上の行動履歴は、GIGYAのプロフィール・マネジメント・データベース内の統合されたプロフィールにひも付けられ、全サイト共通の単一のデータソースとなります。GIGYAにはプロフィール・マネジメント機能があるので、自動的にデータプライバシーのコンプライアンスとデータの品質が保たれ、データも保護されます。

※ RaaS機能:Registration as a Service。会員登録・ログイン認証等を提供するクラウドサービス。

成果:サイトのエンゲージメントとソーシャルメディアからの流入の急増

整理された登録プロセスにより、登録ユーザー数は全サイトで60%増加しました。GIGYAの実装後、フロンティア・コミュニケーションズでは、請求アカウントの管理からユーザーのアイデンティティを理解することに重点を移しており、その結果として、よりパーソナルで顧客中心のカスタマー・エクスペリエンスを提供することができました。
現在では、請求アカウントが別々に分かれていても、単一のプロフィールデータに紐づけることが可能になりました。また、ユーザーは、パーミッションに基づき、あらゆるデバイスからTVプログラムにアクセスするためにログインできるようになっています。

全Webサイトにおける登録・データ記録システムとしてGIGYAを選択したことによって、同社は、フロントエンドの一貫性のあるカスタマー・エクスペリエンスの実現に加えて、バックエンドのデータ管理を整理することもできました。
GIGYAのプロフィール・マネジメント機能は、従来のシステムに登録されている既存ユーザーを簡単に移行させることができるだけでなく、サイトやアプリの追加や登録ユーザー数の増加に対応できるスケーラビリティを有しています。この、単一の集中化されたデータリポジトリにより、パスワードの暗号化、データストレージ、そしてセキュリティを全社レベルで効果的に標準化することも出来たのです。

GIGYAのプロフィール・マネジメント機能を使えば、ユーザーデータを常に最新に保ちつつ、セキュリティポリシーにも準拠させることができます。そして、サイトやアプリの追加や登録ユーザー数の増加に対応できるスケーラビリティも有しています。

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