2019/10/16

【カスタマー・アイデンティティ市場動向】

GIGYA機能紹介:同意管理機能

CONSENTの中心となる機能が同意管理機能です。
 この機能によって、ユーザが自分の同意状況をセルフサービスで管理し、企業側はデータを利用するその他のシステムに同意状況を正しく反映することが可能になります。
 ここでは同意管理の具体的な機能について、詳しく解説いたします。

機能1:複数の同意項目の管理

オンラインサービスの同意項目としては、一般的に「サービス利用規約(ToS: Terms of Service)」「プライバシーポリシー」の2つが必須と言われています。Webサイトの場合はこれに加えてcookieデータ利用規約が必要となりますし、さらにデータに基づいたパーソナライズ(もしくは、プロファイリングやスコアリング)を行う場合は、別途その利用方法に特化した同意を取るケースもあります。
 シングルサインオンで複数のサービスでIDを共有している場合は、さらにそのサービス毎にサービス利用規約の提示と同意が必要になる場合があります。例として表1に、サービスA、Bという複数のサービスがある場合について、同意項目を整理してみました。

表1:複数サイトにおける同意項目設定の例

同意項目 サービスA:
メディアサイト
サービスB:
ECサイト
プライバシーポリシー 必須 必須
メディアサービスの利用規約 必須
ECサービスの利用規約 必須
パーソナライズ許諾 (任意) (任意)

サービスAで会員登録したユーザが、シングルサインオンでサービスBに遷移した場合、必須項目であるECサービスの利用規約の同意必要となります。この場合のユーザージャーニーを簡単に図に示します。

図1:ユーザージャーニー

図1:ユーザージャーニー

これを拒否すると、ログアウト状態になります。

GIGYAではこれらの同意項目を管理画面(UIビルダ)で作成・管理することができます。
 サービス運用中に同意項目を追加し、会員登録画面にチェックボックスを追加することも、すべて管理画面で完結し、Webサイトを改修する必要がありません。

機能2:規約文書改訂時の再同意の取得

利用規約は改定されることがしばしばありますが、その際にはその内容をユーザに提示し、あらためて同意を取得する必要があります。
 GIGYAの管理画面において、複数の同意項目を定義し、それぞれに対してバージョンを管理することが出来ます。そのバージョン番号または更新日を変更することにより、エンドユーザがログインした際に、再度再同意を求めることができます。

機能3:同意の記録

GDPRのような厳格な規制では、「同意の証拠」の提示を求められます。これは、単にユーザが同意というチェックボックスをONにしている、というレベルではなく、ユーザがどの利用規約のどのバージョンにいつ同意をしたかという詳細が必要となります。GIGYAはこれをログとして自動的に記録し、各ユーザからどんな同意を何時取得したかをエビデンス管理することができます。このログはクラウド上で参照のみ可能な形で提供されますので、企業側のシステム管理者であっても改ざんが不可能なり監査にも速やかに対応が可能です。

機能4:同意の確認と撤回

マイページ等で、ユーザが現在どのような内容に同意をしているのかを自分で確認できること、さらにその同意を撤回する手段を提供します。例えば図2の画面では、複数のサービスA、Bの同意項目、さらにパーソナライズに関する同意状況の確認と撤回ができるようになっています。

図2:マイページにおける同意管理画面の例

図2:マイページにおける同意管理画面の例

機能5:関連するシステムへのデータ連係

ユーザの同意の状況を、関連するシステム(メール配信ツール、マーケティングオートメーション、レコメンドエンジン、CRM、CDP等)と連携します。GIGYAのETL機能では、ユーザレコードの中で、データ更新あったレコードのみを外部システムに連携するバッチジョブを定義することができます。これを利用することによって、例えば1日に1回、関連するシステムにユーザの同意状況を含む更新データを連係させることが可能です。
 下記の図3は、ETLの設定画面で、ユーザレコードのうち必要な項目をSalesforce Marketing Cloud (SFMC) に連携設定した場合のイメージになります。

図3:ETLによるデータ連係の設定例

図3:ETLによるデータ連係の設定例

ユーザからの「同意」の適切な管理は、海外企業のみならず、日本の企業からも注目が高まっています。
 参考コラム:ドコモやヤフーが取り組む、データ提供への「同意」管理とは(https://www.nttcoms.com/service/GIGYA/column/20191008/

同意機能のより詳しい機能についてのお問い合わせは、下記のお問い合わせフォームより、お気軽にお問い合わせください。

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