2021/03/12

データベース接続

データベース接続

このコンテンツでは、Spotfireからデータベースへ接続する方法や仕組みについて説明していきます。なお、本コンテンツで利用したバージョンはSpotfire 10.10です。ご利用環境によって、一部画面構成が異なりますので、ご了承ください。

サンプルファイル

本コンテンツでは、データベースにテーブルを作成しています。同様の操作をしたい場合には、「Baseball.txt」を利用して、テーブルを用意してください。
※サンプルファイル「Baseball.txt」はこちらからダウンロードできます。

データ接続

Spotfireからデータベースに接続する場合は、データ接続機能を使用します。

データプロバイダーを使用したアクセスも可能ですが、データ接続またはインフォメーションサービスを使用してデータを取得することが推奨されます。インフォメーションサービスとは、データベースへの接続情報をSpotfire Server内で作成・管理し、データベースへのアクセス用リンクをSpotfireユーザーに提供するインメモリ分析用のデータ連携機能です。

今回はインDB (In-DB) 及び インメモリ (In-Memory) 分析用のデータ連携機能であるデータ接続の使い方を説明します。一般的なデータベースの多くがSpotfireと接続でき、サポートされます。用意されているデータコネクタに関してはこちらのリストを御覧ください。
※リンク先はSpotfire 10.10バージョンのデータコネクタ一覧です。

インDB

Spotfireはインメモリ技術による高速な集計が得意ですが、より大量なデータに対応するためにインDBというモードでも動作します。インDBではSpotfireの操作に応じて動的にデータベースにSQLを発行し、グラフ化に必要な集計データだけを取得します。

データベース側の処理がメインになるため、クライアント側(Spotfire側)にはそれほど負荷がかかりません。一方で、データベース側には負荷がかかるため、同時接続ユーザーが増える場合はデータベース側に相応のスペックが必要になります。

接続方法

インDBで接続するには「⊕」から「接続先」を選択します。

こちらに接続先一覧が表示されるため、接続したいデータベースを選択します。
必要なドライバがインストールされていない場合、「ドライバのダウンロード」のリンク先から端末にインストールして、Spotfireを再起動してください。

今回はPostgreSQLを選択しました。
以下の項目を入力して、「接続」を選択します。

  • サーバー名
  • 認証方法
  • ユーザー名
  • パスワード
  • データベース

指定したデータベース内のテーブル一覧が表示され、必要なテーブルを選択して「追加」をクリックします。また、複数テーブル選択することも可能です。取得するカラムを確認後、「OK」を選択します。

インDB接続

ここまではデータベースに接続する設定です。次の画面でインメモリかインDBか選択します。

デフォルトで「外部」と表示されている項目を選択すると、以下の設定ができます。

  • インポート:通常どおりインメモリで動作します。
  • オンデマンド:インDBで選択した範囲のデータだけをインメモリにロードします。
  • 外部:インDBで動作します。

オンデマンドを設定した場合の操作に関しては、「IN-DBから必要に応じてインメモリロード」の記事で説明します。

インDBの制限

インDBだと、テーブルが1万件しか表示できなかったり、カスタム演算式や計算カラムの関数も制限されます(SQLで実行できる範囲内になるためデータベースに準拠します)。また、Data Relationshipsなどの統計機能も使用不可です。フィルターパネルも自動的には作成されないため、必要な場合は手動で追加する必要があります。

操作とクエリ

実際にどのような動作をしているのかlogファイルの中身を確認します。
まずはテーブルを作成しました。

こちらがクエリの内容です。1万行で制限がかかっているのがわかります。

次に、チーム別に棒グラフで集計しました。

グラフを作成する度に、その集計に必要なクエリが発行されます。
棒グラフで行数を取得していますが、GROUP BY句によってチーム毎に集計していることも確認できます。

縦軸を合計年俸にし、チームでフィルターをかけました。

フィルターは手動で作成します。

「分析内のデータ...」を開き、フィルター条件に追加したいカラムを選択します。
「クリックしてフィルターを作成」を選択すると、フィルターが追加されます。
フィルターをかけるとクエリにはWHERE句が確認できます。

機能的な制限

インDB接続で使えないメニューはグレーアウトされます。

カラムからグラフのレコメンデーションを表示する機能も使えません。

軸の集計もインメモリとは異なりSQLで実行できる集計のみ表示されます。

接続設定の保存

データベース接続はできるようになりましたが、
このままDXPファイルに保存すると、ファイルを開くたびにログイン情報を聞かれます。

以下の手順で、ログイン情報をファイル内に保存することができます。

  • 「データ」から「データ接続のプロパティ」で「設定」をクリックします。
  • 「データベース接続の設定」画面で「データソース」タブで「設定」をクリックします。

「資格情報」タブで接続情報を保存するか設定できるため、「はい、...」を選択してください。

これで保存すると、次回からは自動的にインDB接続が行われます。

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