炎上をプラスに変えた
「ソーシャルメディアリスク」対処事例
対処方法で企業への印象はがらりと変わる!?
「炎上・風評被害」に関する事例とそれをプラスに変えた対処事例についてご紹介します。
【いまからはじめる「ソーシャル」「ビッグデータ」「O2O」】
こんにちはNTTコムオンラインマーケ担です。
宿場町として栄えた長野県佐久市。鯉が有名ですね。佐久市では鯉を水田の中で飼っているそうです。水田養鯉というそうです。意外なことに食用に養殖されているそうです。
また、水がよいからなのでしょうか、有名ではありませんが、米もおいしいそうです。
柳田佐久市長(Twitterアカウント @Seiji_Ya)のツイートによると佐久市の米は大変おいしいそうです。
そんな歴史と文化のある佐久市を今年の2月は大雪が襲い非常に多くの市民が孤立状態になったり、大変な状態になりました。
そういった大雪災害に柳田佐久市長はTwitterを利用して対応を取りました。
さまざまなメディアでご紹介されていますが、市民からTwitterを通じて声を拾うことを市長自ら実施されています。
また写真をアップしてもらって、本当にひどい状況かどうかを判断を市長自らくだし、所員に対して対応の優先度をつけて、指示しました。
その声もあって、市民からどこどこの大雪状況がどうだという写真つきのツイートなどがアップされました。
該当の写真をみて、市長が判断し、所員に指示をします。
その結果をTwitterで公開し、市民が「対応してくれているんだ!」という災害での孤立感を安堵の方向性へと持っていくことができました。
また災害時は以下に判断を迅速に行えて、実行に移せるかという点でもとても参考になる事例と言えるでしょう。
さらに市民の力の結束として素晴らしいのが、市長が「○○で除雪作業ボランティアを募集します」というTweetを投げたことで、40名近いボランティアが集まり、実際に孤立した民家を助けるといった人と人のつながりをうまくつくりあげられたことです。
ソーシャルはこういった人と人のつながりを作ることができます。
またそれだけではなく、災害時に判断する人、首相・首長・各自治体の長といった方々に現場の声を届かせるツールとして大きな威力を発揮することができるということが証明された一つのケースだと思います。
また、それを成し遂げた佐久市長と佐久市民の皆さまには尊敬の念すら抱きます。
自分自身の立場になったときも、自治体の長がこういう動きをしていて、なにかをやってくれている、というのが見える化してくれるとすごく安心感があるだろうなと思います。
ソーシャルの可能性を感じた佐久市の事例でした。
本例は佐久市という自治体ではありますが、組織の長が判断をするのに現場の声を拾うという意味では企業でもご利用いただけると考えています。
是非、皆様もソーシャルリスニングを考えてみてはいかがでしょうか?
◇BuzzFinder
Twitter社との戦略的提携により日本語ツイートの全量を取得し、国内最大級のクチコミ数を対象としたリアルタイム分析サービスです。「BuzzFinder」は、顧客の生の声を把握し、ビジネスチャンスにつなげ、トラブルの早期発見、競合他社の情報をいち早くキャッチすることができます。
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