炎上をプラスに変えた
「ソーシャルメディアリスク」対処事例
対処方法で企業への印象はがらりと変わる!?
「炎上・風評被害」に関する事例とそれをプラスに変えた対処事例についてご紹介します。
【ソーシャルxビジネス】
NTTコム オンライン Social Studioプロダクトマネージャの屋代です。
今回は、WebサイトSocial Media Todayから『ビジネスが縦型動画を必要とする5つの理由』という記事をご紹介します。
筆者は、何年も前にはカメラを垂直にかまえて動画を撮るのはばかげた行為とされていたが、いまや2017年のソーシャルメディアマーケティングを考えるうえでは縦型動画を試すべきであるとし、その理由として以下の5つを挙げています。
MOVR Moblie Overviewの2014年12月のレポートによれば、人々がスマートフォンを持つ時間の94%は縦に持っているという結果が得られたそうです。さらに、KPCB Researchの2016年の調査によれば、米国ではスクリーンを見ている時間(1日当たり平均9.9時間)のうち、縦に持つデバイスの時間が29%となっており、2010年に比べて5%増えているそうです。
comScore社のU.S. Cross-Platform Future in Focus study によれば、ソーシャルメディアへのアクセスの約80%はモバイルデバイスからで、スマートフォンだけで61%を占めているそうです。さらに、2018年には、米国におけるインターネット利用はスマートフォンからが3時間20分に対しデスクトップからがわずか40分となる、という予測があるそうです。
各ソーシャルメディアサービスの縦型動画のレンダリングを見ると興味深いことが分かる、とし、Facebook, Instagram, Snapchat, Twitterのいずれも、縦型動画にはボーダーがないことを挙げています。(YouTubeのみ、Androidアプリにおいては、デバイスを縦に持って動画をフルスクリーンを表示するとボーダーが隠れるそうです。)
また、動画の視聴という点でもみても、スマートフォンを縦に持つ視聴者は、縦型動画によりリアクションやコメントを行い易くなる、という点を指摘しています。2016年夏にFacebookが2:3比率の縦型動画をロールアウトした際、Facebookの担当者は『人々はFacebook上でより夢中になれるような体験を求めており、モバイルでのニュースフィードにおける縦型動画をより大きな割合で表示するようにしたのです。』と語ったそうです。Instagramにおける縦型動画の開始も同様の流れである、としています。
縦型動画広告は広告主の注目も集めています。Snapchatによる2015年のレポートでは、フルスクリーンの縦型動画広告の視聴完了率は横型に比べて9倍高い、という結果が得られたそうです。さらに、同社の内部調査では、縦型動画は2倍以上の注目を集める、としているそうです。
ユーザーがモバイルサイトやソーシャルメディアのフィードを見ているとき、シームレスな体験を求めるものであり、横型の動画が再生されたときに、わざわざスマートフォンを90度回転させ、フルスクリーンにしてくれる人は多くはない、と述べています。
New York Times誌の前ビデオプロデューサーであるZena Barakat氏の1年にわたる調査においても、横型の動画を見るためにスマートフォンを回転される人は多くはない、という結果が得られたそうです。
今回ご紹介した記事は、以下のリンクよりお読みいただけます。(英語です。)
Reasons Why Your Business Needs to Start Making Vertical Video for Social Media
次回の更新は、3/13週の予定です。更新情報については、TwitterとFacebookの公式アカウントでおしらせしますので、フォローや『いいね!』していただければ幸いです。
Twitter: @socbiz_jp
Facebook: SocialEngageJP
最後までお読みいただき、有り難うございました。 コメント・ご感想などをお寄せいただければ幸いです。