プロモーションや商品開発に活かす!
新たなニーズやシーンを発見するTwitter分析
ソーシャルメディア上にあふれる生活者の“生の声”を集めて、商品プロモーションや開発に活かすTwitter分析をご紹介します。
【ソーシャルxマーケティング】
ソーシャルメディア上の生活者の“生の声”を事業に活かす「Twitter分析」を導入する企業が増えています。
Twitter分析というと、風評被害や炎上対策、競合企業や商品の評判調査というイメージを持っている方もいらっしゃると思います。しかし、今回ご紹介するのは、これらとはまったく違う、商品プロモーションや商品開発につなげる、という目的で“生の声”から、これまで見えなかった飲食シーンやニーズを見つけ出す調査・分析についてです。
ソーシャル上の“生の声”から見えてくる生活者の本音や何気ない一言からは思わぬ発見があり、これを事業に活用する企業が増えてきました。このコラムでは、Twitter分析でどのようなシーンやニーズが発見できるのか、実際にノンアルコールビールの分析を実施した例を通じて見ていきます。
現在、ソーシャルメディアの利用率は、6割を超えています(※)。
皆さんも、何かを見て面白いと感じた時や感動した時、あるいは美味しいものを食べた時に、その瞬間の気持ちを何気なくソーシャルメディアに投稿していませんか?ソーシャルメディア上には、そんな生活者の“生の声”が数えきれないほど投稿されています。
これらの声から、商品プロモーションや商品開発において「今まで考えつかなかった飲食/利用シーンの発見」という点で、とても興味深い結果が浮かび上がってきます。そのような、商品プロモーションや商品開発に活かすことができる“生の声”を声の海からすくい出すのが、Twitter分析です。ソーシャルメディア上の投稿は、飾らない、作っていない言葉だからこそ、他の手段では抽出することが難しい具体的な飲食シーンや素の感情がわかり、商品プロモーションや商品開発を行ううえで新たなヒントとなりうるのです。
※総務省情報通信政策研究所「平成26年 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」
では、実際にどんな声が見えてくるのか、具体的な活用例として「ノンアルコールビールの飲用シーン」を例に、ご紹介します。
ノンアルコールビールは、「運転前」や「仕事の前」といったお酒を飲むことができないタイミングで、ビールの代わりに飲むものというイメージを持つ方も多いのではないでしょうか?
実際、ノンアルコールビールである「オールフリー」について、ソーシャルメディア上には次のような投稿が集まっています。
このように、「ノンアルコールビールを飲むなら、こういう時でしょう!」という声が大半を占める中、更に投稿を読み進んでいくと、メーカーの担当者でさえ驚いた、ノンアルコールビールに対する「新たなシーン」「意外なニーズ」を発見することができたのです。
その「新たなシーン」「意外なニーズ」とは?!
ダウンロード資料『アンケート調査だけでは見えない“真のニーズ”とは? 効果的な商品プロモーションにつながるTwitter分析』で、続きをご紹介しています。新たな商品プロモーションや商品開発のための飲食シーン分析を具体的にご覧いただくとともに、Twitter分析を行った後の具体的なプロモーション活用案も取り上げています。ぜひご一読ください。