2018/01/30

【ソーシャルxビジネス】

#193 ソーシャルメディアROI: 間違った指標の測定を止めるべき

 NTTコム オンライン Social Studioプロダクトマネージャの屋代です。

 今回は、WebサイトSocial Media Todayから『ソーシャルメディアROI: 間違った指標の測定を止めるべき』という記事をご紹介します。記事では、ソーシャルメディアの効果の測定は常に頭の痛い問題であるとし、KPIを定義し、トラックし、評価することが難しいために、担当者はその努力に対する効果を正しく測定できているかいつも不安に思っている、としています。
 そのうえで、記事では、以下の3つのコツを紹介しています。

1. 利益を増やすために測定する

 ソーシャルメディア活動を成功裏に評価するための最初のステップは、ビジネスの目的に本当にかかわっているものに注力することである、としています。そして、全てのビジネスは利益の増進を求めているので、ソーシャルメディア活動もまたこのゴールに沿ったものでなければならないということを理解することが非常に重要です。
 ソーシャルメディアのアトリビューション(貢献)は、担当者が企業の幹部層からの信頼を得るだけでなく、担当者のイニシアティブが認められる機会ともなる、としています。
 一方で、これは簡単なことではありませんし、これまでのレポートが間違ったものである、ということでもありません。しかし、他の既存のビジネスデータとの意味のあるつながりを見出すことが必要です。ソーシャルメディア活動がリード創出に持つインパクトや、Facebookへの支出が売り上げに関する数字にどのように影響しているか、などをチェックしてみる、などを挙げています。

2. シェアや「いいね!」数を過大に取り扱わない

 エンゲージメントはマーケティングパフォーマンスについて何かを示すものではありませんし、自社のフォロワー数と競合のフォロワー数を比較することにも意味はない、としています。「いいね!」数、シェア数、フォロワー数はコンテンツパフォーマンスを評価するうえで有用な指標ですが、それ以上のものではない、とし、コンテンツクリエイターであるならば、これらの指標をオーディエンスを理解するために用いるべきである、としています。どのコンテンツのパフォーマンスが良好か(そして何故か)をチェックし、それに基づいてコンテンツマーケティング戦略を最適化することを勧めています。
 しかし、ソーシャルメディア活動の価値をマーケティングやビジネスのレベルで示すためには、ROIやマーケティング投資回収率(ROMI)といった指標を使うべきである、としています。

3. 恐れない

 記事では、他の多くのソーシャルメディア担当者も同様であるとし、行動を起こすうえでも遅すぎるということはない、としています。2017年2月に公表されたCMO Surveyによれば、ソーシャルメディアへの予算が持つインパクトを定量的に説明できているとするマーケティング担当者の割合はわずか37%だったそうです。2年前に比べれば大幅に増加しているものの、依然として60%のマーケティング担当者はそれが出来ていない、ということです。

 今回ご紹介した記事は、以下のリンクよりお読みいただけます。(英語です。)
Social ROI: Digital Marketers Need to Stop Measuring the Wrong Things

 次回の更新は、2月下旬の予定です。更新情報については、TwitterとFacebookの公式アカウントでおしらせしますので、フォローや『いいね!』していただければ幸いです。

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屋代 誠

屋代 誠

企業向けのソーシャルメディア活動支援ソリューション【Social Studio】のプロダクトマネージャー。