2018/04/24

【ソーシャルxビジネス】

#196 購買行動におけるモバイルの影響

 NTTコム オンライン Social Studioプロダクトマネージャの屋代です。

 今回は、Facebook IQから『購買行動におけるモバイルの影響』という記事をご紹介します。
 以前の調査においては、デスクトップに比べモバイルは購買におけるカスタマー・ジャーニーを短縮化することができるとされていました。しかし、ファッションブランドにおいては、最初のタッチポイントがモバイルアプリである場合は、ブラウズセッションの数が増加し、カスタマー・ジャーニーにおいてより多くの商品を見る結果として、カスタマー・ジャーニーが長くなることがあることが分かった、としています。
 ヨーロッパの複数のファンションリテイラーについてサンプル調査を行ったところ、購買のカスタマー・ジャーニーがモバイルアプリから始まった場合、デスクトップに比べ、コンバージョンのチャンスが最大で1.45倍高いことが分かったそうです。

 記事では、以下の結果を紹介しています。

■最初のタッチポイントがモバイルアプリの場合
購買ジャーニーの日数: 7日
ブラウズセッション数: 10
コンバージョン率: 15.2%

■最初のタッチポイントがデスクトップの場合
購買ジャーニーの日数: 3日
ブラウズセッション数: 4
コンバージョン率: 10.5%

 では、購買におけるモバイルアプリの役割とはどのようなものなのでしょうか? それについて、Facebook IQでは、イギリス・ドイツ・フランス・イタリア・スペイン・米国で最近リテールストアに行ったという4,598人を対象に調査を行っています。
 その結果、多くの人々が店にいる間にモバイルアプリを使い、半数以上が買物の最中でクーポンを受け取るためにモバイルアプリを開いていると回答したそうです。店内にいる間にスマートフォンを手にしているのであれば、購買モーメントにある潜在的な顧客に対して影響を与える明らかな機会である、としています。

 Facebook IQでは、最近のリテールストアの訪問の最中にどのアプリを使ったかについて訊ねています。最も多かったのはWhatsAppで、WhatsAppを使ったと回答した人の44%は最も最近のストアの訪問で使った、と回答したそうです。WhatsAppの利用はドイツ・スペイン・イタリアで特に高く、米国・イギリス・フランスに比べて2倍になるそうです。

 回答者の多く(43%)は買物とは無関係のトピックのためにWhatsAppを使ったとしていますが、18%は店内で撮影した写真や動画をシェアし、14%はお勧めを訊ねていたそうです。
 直近の訪問で使った他のアプリをみると、Facebookメッセンジャーが20%, Instagramが18%, Facebookが32%となっているそうです。特にミレニアル世代はFacebookの利用が多く、55歳以上に比べて1.74倍、35-54歳に比べて1.33倍となっています。
 店内でFacebookを使う理由としては、ミレニアル世代の回答者の1/3以上が何かもっと面白いものを探すためと回答しており、店内の顧客体験が退屈と受け取られていることを示すものである、としています。

 半数以上が、店内にいる間にパーソナライズされたオファーやクーポンをモバイル経由で受け取りたいと回答しているそうです。
 Facebook広告については、多くの人々が店内の広告はメリットがあると考えている、としています。63%が店内で買うことの出来る商品についての広告をFacebookでみることは有用であると回答し、関連性のあることであると回答した人も61%だったそうです。

 今回ご紹介した記事は、以下のリンクよりお読みいただけます。(英語です。)
Why shoppers are using their mobiles in your store and why you should care

 Twitter: @socbiz_jp
 Facebook: SocialEngageJP

 最後までお読みいただき、有り難うございました。 コメント・ご感想などをお寄せいただければ幸いです。

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屋代 誠

屋代 誠

企業向けのソーシャルメディア活動支援ソリューション【Social Studio】のプロダクトマネージャー。