顧客ID管理 機能紹介

SAP Customer Data Cloud の機能

IDENTITY

ポリシーの異なる複数のサイト上で顧客に共通のログインIDを提供し、サイト間のシングルサインオンを実現します。「ポリシー」とは、例えばサイトAはメディアサイトなのでメールアドレスと氏名だけで会員登録が可能、サイトBはECサイトなので住所が必須であるという条件になります。例えば“田中さん”がサイトAで会員登録した後にサイトBを訪問すると、「住所を追加で入力してください」とポップアップが表示され、これを登録するとログインできる、といったことが実現できます。またID連携の標準規格であるOIDC, SAMLにも対応しており、例えば親会社のIDでグループ企業のサービスに簡単に会員登録するというグループ連携も可能です。
また「ソーシャルログイン」や、顧客が興味を持つ事柄をタイムリーに収集する「プログレッシブ・プロファイリング」機能も提供しており、顧客のライフステージや興味の変化を捉えることができます。その結果IDENTITYを導入したクライアントでは、登録数やアクティブユーザーの増加が進んでいます。

ソーシャルログイン

ソーシャルログインを導入すると、新規にユーザー名とパスワードを設定させる方式よりも登録率を改善し、詳細な顧客データを収集することができます。

ソーシャルログインは、Facebookなどユーザーがすでに利用しているソーシャルメディアアカウントを使ってログインできるようにする機能です。新たにユーザー名とパスワードを設定する必要がないため、会員登録を増やすとともに、サイトにログインする際の障壁を最小限に抑える効果があります。

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Registration as a Service(RaaS)

登録率の向上・カスタマーエクスペリエンスの向上・顧客IDの統合・デバイスの統合・データセキュリティ、あらゆる顧客の課題を解決する、GIGYAの基幹テクノロジーの一つ。

  • サイトにタグを貼るだけで、簡単に手早くカスタムの登録フォームをデザイン・構築
  • 戦略に合わせたフレキシブルな設計が可能で、すぐに新規顧客獲得とカスタマー理解を促進
  • 登録フォーム、SNS認証(グローバル30種類以上)、二要素認証など自由な選択・設計が可能
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プログレッシブ&コンディショナルプロファイリング

企業様のマーケティング課題に対し、最適かつダイレクトな解を得ることで、顧客についてより深い理解とカスタマーエクスペリエンス最適化への戦略的インテリジェンスを蓄積。

  • 顧客のロイヤルティ向上に合わせた情報収集
  • マーケティング課題に対し、推測ではないアクショナブルデータとして蓄積
  • 全員に同じ問いを繰り返すのではなく、顧客の状態に合わせた情報収集内容の分岐や、パーソナライズドされた情報の蓄積が可能
  • 顧客の回答率を高める柔軟性と、課題の発見に伴う質問の設定変更など、フレキシブルな運用でマーケティング課題の解決をサポート

その他の機能

  • シングルサインオン
  • マルチサイト
  • SMSログイン(パスワードレス)
  • IDフェデレーション(OIDC, SAML)
  • 二要素認証
  • リスクベース認証

PROFILE

顧客データを社内システムやデジタルマーケティングツールと連携する機能がPROFILEです。GIGYAは主要なマーケティングツール(MA, EC, CMSなど)への「コネクタ」が用意され、また豊富なデータ連係機能を提供しており、バッチ処理を行うETL、リアルタイムでデータを連係するWebhook/APIも備えています。
GIGYA利用120社に行ったアンケート調査では、これらの機能により会員登録率が平均で33%改善、LTV(顧客のライフタイムバリュー)においては5倍になったという結果も報告されています。

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プロフィール・マネジメント

顧客の深い理解のために、制限のないデータ集積とフレキシブルなデータテーブル、あらゆるチャネルからのデータを統合し、常に最適でアップデートされた状態を保持。
カスタマーエクスペリエンス実現のための最適なデータハブ機能となると同時に、欧州のGDPRなどグローバル各国の個人情報保護に関する法制やSNSのレギュレーション変更に対応し、安全性と柔軟性を両立するデータマネジメント機能。

  • 顧客一元化されたデータベース
  • ダイナミックスキーマ・データベース運用により、既存のデータベースやSNSなどあらゆるソースのデータをフレキシブルに管理
  • ユーザーへの深い理解のため、あらゆる属性や興味・関心データを取得
  • 自動indexによりデータを常にクリーンかつ正確に保ち、常にアップデートされた最適なデータとして管理
  • ISO27001認証基準と、グローバルレベルの拡張性をもとに継続的なバックアップと保守活動でデータの信頼性を管理
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カスタマーインサイト

GIGYAの「Connect」「Collect」を通じ、これまでバラバラに取得・管理されていたお客様データが一元化され実現した「Single View of the Customer」がビジュアライズされ把握が可能。顧客をクラスター、セグメントとして俯瞰した戦略立案や、ひとりひとりの顧客を詳細に見ることでより深い理解に活用。

  • 顧客の年代・性別・関係性・居住地などをビジュアライズ
  • ダッシュボードからオーディエンスの理解を高め、インフルエンサーを特定
  • マーケティングアクションのため、ユーザーの属性や興味・関心・行動データやソーシャルデータ、その他あらゆるデータソースから有効なセグメントを実行

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外部マーケティングプラットフォームとの連携、データ連携

オムニチャネルでの顧客とのコミュニケーションにつながる、様々な連携メニューを提供。
施策の結果データを把握し、精度を高めるためのカスタマージャーニーを設計するなど、各チャネルやデバイスをまたがる、マーケティングアクションのハブとして機能。

  • グローバルで活用される、多くのマーケティングプラットフォームとの連携
  • 企業様で従来より使われている既存の広告・メール・SMS・CRM等の様々なシステムとのデータ連携

その他の機能

  • Identity Access (顧客データ管理画面)
  • レポート画面
  • Webhook(リアルタイムデータ連係)
  • Extentsion (認証機能の拡張)

SAP CDC のデータセキュリティ・信頼

GIGYAは、企業のセキュリティとカスタマーエクスペリエンスの両立をサポートします。

GIGYAはグローバル、特に厳格なEU各国で2018年より施行されるGDPR(一般データ保護規則)をフォロー。
日本を含め、その他グローバル各国の個人情報に関する規則やソーシャルメディアにおけるプライバシーポリシーやレギュレーションの変更にも一元的に対応。

GIGYAプラットフォームは、国際標準規格である ISO27001 とクラウドセキュリティ認証である ISO27018:24 に対応しており、データセンターは SOC1 および SOC2 に対応しています。

NTTコム オンラインのオムニチャネルソリューション

顧客ID・データを統合一元化し、最新のマーケティングオートメーションやカスタマーエクスペリエンス機能を活用すれば、顧客へパーソナライズされたコミュニケーションでアプローチが可能。

当社では顧客の登録から、マーケティングアクションまで統合的デジタルマーケティング基盤の構築、および運用支援が可能です。

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