【ダラス・モーニングニュース】
ダラス・モーニングニュースは、テキサス州ダラスで発行されている大手日刊新聞です。購読者数40万人以上を持つダラス・モーニングニュースは、全米における有料購読者数トップ20の一角を占めています。
かつて、Dallasnews.comではオープンなコメントシステムを採っており、匿名のコメントが可能となっていたことから、スパムボットが記事とは無関係のコメントを残しやすくなっていました。そのため、顧客体験が低下し、本当のユーザーがコメントを残すことが少なくなっていたのです。
より高いクオリティのコメントによりユーザーエンゲージメントを高めるために、Dallasnews.comではFacebookログイン機能を追加し、ユーザーのFacebookプロフィールから認証を行うことでコメントを残せるようにしました。
しかし、このFacebookのみを利用できるコメント機能の開始から一年が経過したところで、同社は大きな機会を逸していることに気づきました。同社のユーザーベースは複数のソーシャルメディアに広がっており、Dallasnews.comは、もし他のソーシャルログイン機能が使えるようになっていればコメントに参加してくれていたであろう大きなユーザーベースを逃していたのです。
そのために同社は、Facebook、X (旧Twitter)、LinkedIn、Yahoo、Google、Windows LiveをカバーできるGIGYAのソーシャルログイン機能とコメントオプションを導入しました。
GIGYAのソーシャルログイン機能により、ユーザーは、コメントを残す前に自身が使っているソーシャルメディアアカウントによりスピーディで簡単に登録・認証することが出来ます。これまでの登録・ログインよりも便利な手段を提供することで、同社はユーザーにコメントなどのアクションを取る前にソーシャルアカウントで認証することを勧める一方で、ユーザーに関する有用なデータを得る機会を創出することも出来たのです。
コメントを残す前にソーシャルメディアアカウントでログインするプロセスの導入は、サイトの顧客体験に信頼性を増すことにつながり、匿名のサイトビジターを登録ユーザーに変えることにも成功したのです。
GIGYAのソーシャルログイン機能とコメントオプションの導入からわずか4ヶ月後には、ソーシャルメディアアカウントによりサイトでの認証を行いコメントプロセスにおける匿名性を減少させたことで、ソーシャルログインを利用した購読者の半数以上がコメントを残すなど、同社はコメント機能の利用を大幅に増大させることに成功しました。そのうえ、ソーシャルログイン機能は自動的にスパムボットを遮断しますので、コメントのクオリティもアップし、サイトにおける顧客体験も改善しました。
複数のソーシャルログインオプションを提供することで、サイトのログイン率も向上し、登録・ログインもよりスピーディで簡単なものとなりました。
同社のデジタル・コミュニティ・マネージャーのMichael Landauer氏は、「GIGYAのコメント機能は、フロントエンドにおけるよりカスタマイズされた顧客体験の創出と、バックエンドにおける強固なモデレート業務の改善をもたらしてくれました。私たちは、ソーシャルログインと認証がコメント体験に与えるとてつもないインパクトを目の当たりにしています。」と述べています。
GIGYAのソーシャルログイン機能により、スパムボットによるコメントを適切に遮断すると共に、サイトのログイン率やコメント機能の利用数を大幅に向上させることができました。
「GIGYAのソーシャルログインと認証によって、コメント機能における顧客体験が劇的に改善されました」