2017/04/12
顧客データ活用・管理
NTTコム オンライン SAP Customer Data Cloud from GIGYA担当です。いつもお世話になっております。
今回は、WebサイトSocial Media Todayから『広告ブロックソフトと無効なトラフィックに関するcomScore社の最新レポート』という記事をご紹介します。
本記事は、30万件以上のデジタルメディアにおけるパフォーマンスの分析に基づきcomScore社が公表した、広告ブロック、無効なトラフィック、低いビューアビリティ(広告掲載インプレッションのうち、実際にユーザーが閲覧できる状態にあったインプレッション(ビューアブルインプレッション)の比率)についての最新のデータに基づき構成されています。
この分析によれば、以下の傾向が明らかになったそうです。
以下、記事中にあるインフォグラフィックスから、注目すべきデータをご紹介します。
全世界的にみても広告ブロックソフトウェアの利用は増える傾向にあり、cookieをベースとしたターゲティング広告配信には限界が見え始めている、という議論もあります。お客様を適切にターゲティングし、的確な広告を届けるためには、cookieに頼るだけではなく、お客様自身から興味・関心などに関するデータをご提供いただいたうえで、そのようなデータに基づくターゲティングアプローチが今後注目されるのではないでしょうか。
そして、『お客様自身からデータをご提供いただく』ためには、ログイン回数や利用状況などに応じてデータ提供をお願いする『プログレッシブ・プロファイリング』、Facebookなどのソーシャルアカウントによるログインとソーシャルアカウントに登録されたデータの利用を可能とする『ソーシャルログイン&ソーシャルシンク』などの機能が必要となります。顧客ID&アクセス管理は、そのような機能をクラウドで利用可能とし、既に運用しているWebサイトやモバイルアプリでの実装を容易にするソリューションです。
今回ご紹介した記事は、以下のリンクよりお読みいただけます。(英語です。)
comScore Releases New Report on Ad-Blocking and Invalid Traffic [Infographic]
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