弁護士法人AO様

ビデオトークで法律相談を実施!
ご年配の方から「簡単で使いやすい」と好評を博し、
対面での面談の実施回数を削減できた

主に債務整理や離婚関連の法律相談を請け負っている弁護士法人AO様。現在、3名の弁護士、10名の事務員が所属しており、「気軽に相談できる、身近な法律相談所」として、多くの相談者様から信頼を集めています。そんな同社が、法人の開設当初から利用しているオンライン面談ツールが「ビデオトーク」です。「債務整理や法律相談などで活用しており、特にご年配の相談者様から『簡単で便利』だと好評です」と語るのは同社事務員の山田 拓巳様。導入のきっかけや活用方法について詳しいお話をお伺いしました。

新型コロナウイルスの感染拡大で対面での法律相談が難しい状況に……。
オンライン面談を実現するためにビデオ通話ツールを導入し、困難な状況を打開

― 弁護士法人AO様の概要についてお聞かせください。

山田氏:当事務所は2020年に開設された比較的新しい弁護士事務所です。司法書士として活躍していた代表が弁護士資格を取得し、今から約2年前に当事務所を立ち上げました。得意としているのは、司法書士時代から手掛け続けている債務整理に関する事案です。他に、離婚、不貞などに関する一般の法律相談も数多く承っています。

私たちが目指しているのが、「相談しやすく、親しみやすい弁護士事務所」。弁護士事務所というと敷居が高いイメージを持つ方も多いと思うのですが、ちょっとしたことでも気軽に相談していただけるような事務所を目指しています。

― ビデオトークを導入された経緯についてお聞かせください。

山田氏:大きなきっかけはコロナですね。新型コロナウイルスが流行する前は対面で相談業務を行っていたのですが、直接、相談者様とお会いすることが難しくなり、それで、オンラインで面談ができるツールを導入することに決めました。

最初に導入したのが、LINEです。多くの方々が使っている普及率の高いものがいいだろうと考え、まずはスマホ・携帯保有者のうち約8割が利用しているというLINEを使用し始めました。ところが、実際に使ってみると、意外なことに「アプリをインストールしていない」という方がチラホラといらっしゃって……。「インストールはしているけど友だち登録の仕方がわからない」「操作の仕方がわからない」という方も多く、なかなかオンライン面談にたどり着けないということもしばしばありました。

これは、当法律事務所のご相談者様にご年配の方が多い、というのもあるだろうと考えています。私たちが得意とする債務整理、なかでも過払い金の返還請求は、「ある特定の時期以前に借り入れをした方」が対象となる事案です。必然的に40代~70代の方が多くなり、ときには80代、90代の方からご連絡をいただくこともあります。スマホやITが苦手という方も多数いらっしゃり、「ITが苦手なご年配のご相談者様でもストレスなく使えるツールが必要だ」と感じるようになりました。

そんなときに知人から紹介してもらったのが「ビデオトーク」だったのです。ビデオトークなら、お送りしたSMSに記載されたURLをタップするだけですぐにビデオ通話が立ち上がる。複雑な操作や登録は必要なく、アプリのインストールも不要なところなどに魅力を感じ、すぐに導入することに決めました。

「スマホにURLを送るのでタップしてください」、この説明だけでOK!
ITが苦手なご年配の方でも、簡単にオンライン面談にたどり着ける

― ビデオトークのご活用方法についてお聞かせください。

山田氏:主に相談業務で活用しています。コロナ前はほぼすべての相談業務を対面もしくは電話で行っていたのですが、コロナ禍に入ってからは、所属弁護士の間で議論を行って、「社会情勢的に考えても、オンラインの面談の導入が必要であろう」と判断、従来対面で行っていた相談業務の一部をオンライン面談にシフトしました。

まずはご相談者様にお電話でご連絡し、対面で面談ができるかをお聞きします。難しいとなった場合、もしLINEアプリを入れていらっしゃるようであればビデオ通話機能を立ち上げていただき、インストールされていない、もしくは操作方法がかわらない場合はSMSでURLをお送りし、ビデオトークでビデオ通話を開始します。

現在もできるだけ対面で面談を行うように心掛けてはおりますが、「どうしても無理」「難しい」となった場合、すぐにオンラインに切り替えることができて、非常に便利だと感じています。債務整理だけでなく、離婚などをはじめとする一般的な法律相談でもビデオトークを利用することもあります。

― 実際にビデオトークをお使いになってみて、どのようにお感じになりしたか? 率直なご感想やメリットなどについてお聞かせください。

山田氏:とにかく簡単なところがいいですね。私のようなITに明るくない事務員でも迷うことなくスムーズに使うことができますし、トラブルらしいトラブルも全くなく、とても助かっています。

もちろん、ご相談者様からも好評です。お電話口でビデオ通話についてご案内すると、「え? ビデオ通話?」「やったことないから困る」という反応が返ってくることも少なくないのですが、「今からスマホにURLをお送りするので、タップしていただければOKです」とお伝えすると、「あ。それならできそう」と一転して前向きな声が返ってきます。実際にオンライン面談をしてみて「思ったよりも簡単だった」というご感想をくださるご相談者様も多いんですよ。

操作も簡単なら説明も簡単で、私たちにとってもご相談者様にとっても使い勝手がいいツールだと感じています。

一部の法律相談をオンラインにシフトしたことで
出張にまつわる交通費や人件費なども削減できた

― 導入による効果についてお聞かせください。

山田氏:LINEとビデオトークを併用することで、一部の相談業務をスムーズにオンラインにシフトすることができました。現在は月に20件~30件ぐらいの面談をビデオトークで実施しています。

また、遠方への出張面談がオンライン面談に置き換わったことで、交通費や宿泊費、出張にかかる人件費を抑えることもできています。

オンライン面談ツールがあれば、例えばご病気などなんらかの事情で直接お会いできない方とお話をすることも可能になります。遠方の方とも、より気軽に、簡単にコミュニケーションすることができる。コロナだけでなくさまざまな状況に適応する有用なツールだと思っています。

― ありがとうございます。最後に、今後のご活用の展望についてお聞かせください。

山田氏:おそらくこれから、裁判や司法のIT化がどんどん進むのではないかと思います。オンラインに関する法整備もしっかりなされていくことでしょう。そうなったとき、時代に乗り遅れることがないように、今後も継続してビデオトークをはじめとするオンラインツールを活用していきたいと思っています。

ビデオトークに関する不満はいまのところ特にありませんが、欲を言うなら、空電プッシュ(※)との連携機能やチャット機能がつくと嬉しいですね。オンライン面談のあとも双方向で繋がれるような仕組みがあると活用の幅が広がるのではないかと思いました。さらなるバージョンアップに期待しています。

※空電プッシュ:当社が提供するSMS(ショートメッセージ)を一斉/個別に送信する法人向けサービス

課題

  • 新型コロナウイルスの流行によって、対面での面談が難しくなった
  • ご年配の方でも利用できる、簡単で手軽にオンライン面談を実施できるツールが必要だった

効果

  • ITが苦手なご年配の方ともスムーズにオンライン面談ができるようになった
  • 一部の面談をオンライン面談にシフトさせることができた
  • 出張面談による交通費、宿泊費、人件費を削減できた

お客様プロフィール

弁護士法人AO 様

https://ao-law.or.jp/

債務整理、離婚相談を得意とする法律事務所。現在、3名の弁護士が在籍。「相談しやすい、親しみやすい法律相談」を提供することを目指し、主に個人向けにサービスを展開。

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