デザインツール Figma / ワークスペースツール Notion に Mixpanel レポートの埋め込みが可能に

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2016年にリリースされた 「Figma」は、Microsoft、 Netflix などの企業にも採用され、UI/UXデザインを中心に幅広いデザイン作業に利用できるデザインコラボレーションのツールとして多くのデザイナーに利用されています。また、“Figma” だけでなく、オンラインで共同編集できるオンラインホワイトボードの “FigJam” という製品も用意されており、オンラインコラボレーションツールで、ホワイトボードやブレインストーミングなどの用途にも適しているツールです。

Figmaと同じく、2016年にリリースされた「Notion」は、メモ、タスク、プロジェクト管理、ドキュメント、データベース、カレンダー、そしてコミュニケーションツールなど、さまざまな機能を持ち、個人やチームでの情報共有やタスク管理に便利なツールとしても知られいます。よく比較されるツールとして、Microsoft Office と比べて、ExcelやPowerpointなどのそれぞれ目的に沿ったアプリをofficeは揃えていますが、Notion を使えば、1つで全てを賄えるといった特徴があります。

Figma、 Notion それぞれに共通している点は、クラウド上で動作するツールであり、複数ユーザーが同時にアクセスして作業を行うことができる、チームのコラボレーションに優れたプロダクトであることです。

また、拡張性も高い点もメリットとして上げられ、普段の作業をサポートするプラグインを取り入れることで、さらに作業の効率化が期待できます。

どんなメリットがある?

今回、Mixpanel は、Figjam や Notion と連携し、Mixpanel の Report を埋め込むことができるようになりました。

この利便性を感じるには、例えば、毎週行うプロダクトデザインに関する定例会議においても、Mixpanel で作成したレポートも常に最新の数値とともにチェックすることができ、プロダクトがどのように利用されているか現状を同時に知ることができます。これは非常に有用で、プロダクトの改善アイディアや新しいデザインのアイディアの創出に寄与することが出来ます。

Notion に Mixpanel のファネルチャートを挿入すれば、理想的なユーザー行動がきちんとワークしているかどうか、リアル性をもったデータを一目で確認することができます。さらにチームメンバーと共同ドキュメント化しているのであれば、お互いに最新の情報をインプットした状態でディスカッションを行うことも容易です。

デザイン × データが感じさせる可能性

これからのデザイナーは、デザインのアウトプットに対してデータの裏付けを行うことで、相手への説得力が増し、自身は自分のデザインに対する納得感を得ることできるようになるかもしれません。

Figjam に定点でレポートが置かれることで、現在のデザインに対する成果にも気を向けることができるので、結果に対する意識も高まります。

もし、このコラムを読んで早速 Figma に取り入れてみたい、と感じましたら ウィークリーチェックインテンプレート が提供されていますので、ぜひ試してみてください。

Mixpanel connect to FigJam の動画
コネクテッドワークスペース Notion も同じく、mixpanel レポートの埋め込みが可能に。

まずは Mixpanel を導入し、プロダクトにおけるユーザー行動を分析してみる

Mixpanel は、4つの基本レポートと、強力なコホート分析機能を備えたプロダクトアナリティクスツールです。

データ分析を専門とする職種だけでなく、様々な職種の方にも使っていただけるGUIデザイン(General User Interface)であり、クリックだけでSQLと同等かそれ以上の分析結果を導き出すことも可能です。

ウェブサイトやアプリなどの様々なプロダクトにも対応できるため、プロダクトを分析ツールの選択肢の一つとしてぜひ検討してみてはいかがでしょうか。