WEBサイトからのリードを増やすためには、WEBサイトをより効果的に活用していく必要性があることは理解されていましたが、具体的な活用方法についてはどうしたらよいか分からない状況でした。
現状のWEBサイトの課題も不明な状態で、また部署によってWEBサイトの担当領域が異なり、部署間で課題の認識を共有、整理する必要もありそうでした。
リードを増やすためにWEBサイトリニューアルの必要性は理解されていたものの、リニューアル予算は限られていました。そのため予算内で最適なWEBサイトの戦略(優先順位決め等)を立案しなくてはいけませんでした。
定量分析としてWEBサイトのアクセス解析の他に、データからではわからない潜在的な課題や強みも明らかにするべく、営業担当者へのヒアリングを通じてターゲットの解像度を上げるとともに競合他社分析やペルソナ分析、カスタマージャーニーマップ作成も含めて実施し、多角的な視点から強みや勝ち筋の把握、そして問題分析に取り組みました。
各種分析などを通じて見えてきた課題や自社の強みを踏まえてWEBサイトコンセプト・サイト構造・導線設計・コンテンツ案など予算条件下で効果的なWEBサイト戦略を具体的にご提案させて頂きました。
各種分析などを通じて見えてきた課題の中に、ターゲットとするユーザーがWEBサイトにあまり来訪していないこと、またターゲットとするユーザーが来訪してもターゲットに対しての情報量、情報の質、導線設計がなされておらず、折角来訪してもお問い合わせされずに相当数取りこぼしていることが判明しました。(ボトルネックの判明)
上記のボトルネック以外の課題においても、デザインの打ち出し方が不明瞭など他の課題も洗い出し整理して、必要なコンテンツや機能の優先順位を明確にしました。
ボトルネックの解消を中心に据えつつも、お客様の企業戦略と競合状況、そして限られた予算の中で、プラットフォーム(CMS)のご提案も含めて、リードを創出するWEBサイトの勝ち筋(戦略)の立案をしました。
現行のWEBサイトとあるべきWEBサイトとのギャップが明らかになり、サイトリニューアルの必要性と期待効果についてお客様社内で理解を得て、戦略策定のご支援とともにリニューアルプロジェクトにも弊社が参画して進行することになりました。