コロナ禍を契機とした在宅勤務などの働き方改革やコミュニケーションの変化により、Webサイトを活用した情報収集活動が増加するなど、企業における意思決定プロセスに変化が見え始めていました。自社でも営業のDX化が求められており、自社サービスの情報発信力の強化が重要となっていました。
自社サービスに対する検索ニーズが高いキーワードで検索した際に検索結果上位を実現できるコンテンツとユーザーの抱える課題に答えるコンテンツが必要でした。
サービスサイトに訪れ、自社サービスについて前向きに検討をはじめたユーザーを商談につなげる情報発信、仕掛けづくりが必要でした。
ユーザーの購買行動プロセスに合わせて「課題認知」「興味・関心」「比較・検討」「お問い合わせ」の4つのステップで適切な情報を提供するコンテンツ構成を提案しました。主管部門にターゲットユーザーやユーザーが抱える課題、自社サービスが提供できるベネフィット、競合他社との差別化ポイントなどをヒアリングし、ユーザーが欲しい情報を掲載することを念頭においてコンテンツを制作しました。
サービスは、ユーザーの視覚・聴覚へダイレクトに訴求できる動画で紹介し、効果的な訴求を行いました。
GoogleのSEO評価において影響が大きいNeeds Met(検索ニーズに応えているか)の要素を向上させるため、サービス紹介ページを評価する上で重視すると想定されるキーワードをテキストマイニングで抽出し、対象キーワードの競合性(人気度)、検索ボリューム、必要キーワード数などを鑑み、SEOコンテンツ(コラム)を制作しました。
ユーザーへのアプローチ手段としてウェビナー・イベントの告知コンテンツでの集客を提案し、主管部署でウェビナー・イベント運営体制を整えていただきました。ウェビナー・イベントの企画決定後、ウェビナー・イベント情報コンテンツを掲載し、ニーズが顕在化している新規見込客の集客に成功し、商談化、受注につなげることができました。
SEOコンテンツ(コラム)や導入事例記事の定期的な追加により、サイトアクセス数が前年同月比較140%増で推移しています。
Webサイトからの問い合わせ件数がサービスサイト立ち上げ前の3倍に増加しました。
Webサイトからの問い合わせから商談につながり、受注に至った件数がサービスサイト立ち上げ前の2.5倍に増加しました。