導入事例

HeartCoreを導入しデジタルマーケティング基盤を構築

運用効率化とWebサイト以外のメディアにも個々のユーザーに最適な情報をタイムリーに提供することが可能に

お客様課題意識

背景

CMS(コンテンツマネージメントシステム)は導入されておらず、コンテンツファイルの管理・公開業務を情報システム部で実施していました。
そのため、コンテンツ公開までに時間がかかり、高リソース体質化や情報鮮度の低下が発生していました。

CMSを導入して実現したいこと

  • Web制作に関する専門知識がない人でも更新やWebページ作成が簡単にでき、かつサイトの品質を維持したい
  • ページごとの担当主管部門に運用を分業化してWebページ公開までの期間を短縮したい
  • CMS導入後の運用を円滑に進めたい

コムオンラインの課題解決

単に「Webサイト運営の土台改善のためのCMS」ではなく、お客様の今後のデジタルマーケティング戦略を見据え、スマホアプリなどWebサイトの枠組みを超えた様々なメディアと連携し「戦略的な営業活動に結びつけられるCMS」として「HeartCore」を提案しました。

誰でも作成できる品質が維持された「見やすい」サイト

ページの基本的なレイアウトをテンプレートやパーツとして管理し、サイト全体でトーン&マナーを統一できるようにしました。
また、HeartCoreのコンテンツビルダーという機能に、Webサイトで使用するすべてのデザインモジュールをあらかじめ登録しました。
Web制作に関する専門知識がない人でもコンテンツビルダーで使用したいデザインモジュールをドラッグ&ドロップで配置していくことで更新やWebページ作成が簡単にできるようにしました。

デザインテンプレートの統一

コンテンツビルダー

運用業務の役割分担、ワークフローの実装

ページの担当主管部門ごとに編集者と承認・公開者の権限をもつユーザーに役割分担し、ワークフローを設定することでコンテンツ作成から公開までをHeartCore管理画面を通じて行うようにしました。
またワークフローの作成→確認→承認・公開といった各プロセスを可視化することで、管理画面上で現在の進捗状況を把握することができるようにしました。

きめ細かなCMS操作マニュアルの作成、勉強会の開催

約30個のCMS運用業務のケーススタディを定義し、ケーススタディに基づいて編集者向け、承認者向け、管理者向けのCMS操作マニュアルを作成しました。
また、CMS導入前にCMS操作レクチャの勉強会を編集者向け2回、承認者・管理者向け2回を開催し、CMS導入後の運用を円滑に進めることができました。

Webサイト以外のメディアにも個々のユーザーに最適な情報をタイムリーに提供

CMSで管理している商品ロゴ画像・商品名・商品の概要テキスト、商品ページのURLをAPIで連携してスマホアプリ画面に表示できるようにしました。
また、スマホアプリを使用しているユーザーの「顧客属性」に基づいた最適なコンテンツ表示を実現し、Webサイト以外でもユーザーが欲しい情報をタイムリーに得られるようにしました。

成果

サイト更新頻度が1.5倍

CMSを導入したことによって担当主管部門でサイト更新が可能になり、更新頻度がCMS導入前の1.5倍になりました。

Webページ公開までの期間が半分に

CMS導入前は、担当主管部門から情報システム部へ依頼して公開までに約10営業日かかっていたが、CMS導入後は、公開までに約5営業日と半分の期間に短縮できました。

商品情報の一元管理

スマホアプリ画面に表示する商品情報をCMSで一元管理することでWebサイト上の商品情報に変更があった際に、スマホアプリ側も同時に変更されるようになり、2重メンテナンスの発生を抑制しました。

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