2015/11/25

MAツール

【マーケティングオートメーションの壁】マーケティングオートメーションが自動化できる範囲とできない範囲って?

マーケティングオートメーションの導入・運用において皆さんがぶつかるであろう、様々な「マーケティングオートメーションの壁」について書いていきたいと思います。

第1回はマーケティングオートメーション導入時によく勘違いされる「マーケティングオートメーションの壁」です。

「マーケティングオートメーションは、具体的に何を自動化してくれるの?」

この質問は本当によく聞かれます。読んで字のごとく、マーケティングを自動化(=オートメーション化)してくれるためのデータ基盤がマーケティングオートメーションですが、マーケティング活動があまり浸透していない日系企業では勘違いをされてしまうことが多々あります。

そこで今回は、「マーケティングオートメーションは、具体的に何を自動化してくれるの?」について解説していきたいと思います。

マーケティングオートメーションが自動化できる範囲とできない範囲

結論からいうとマーケティングオートメーションはマーケティング活動の一部しか自動化できません。1年ほど前から「マーケティングオートメーション」という言葉だけがあまりに先行し、マーケティングオートメーションを導入すればツールが自らキャンペーンの企画~実施、結果報告までマーケティング活動の全てを自動化してくれる、万能ツールくらいにまで思っている方も少なくありませんでした。

では、マーケティングオートメーションは全マーケティング活動のうち何を自動化し、どんな効果をもたらしてくれるのか。マーケティングにおいて、とあるキャンペーンを実施する場合、一般的にこのような流れで進行されます。

マーケティングオートメーションはこのうち、マーケターの方の労力が非常にかかっている作業部分(リスト抽出・施策実行・結果集計・評価分析etc...)を1ツールで自動化してくれます。

マーケティングオートメーションが自動化してくれるメリット

先に述べたように、マーケティングオートメーションはマーケターの方の労力が非常にかかっている作業部分(リスト抽出・施策実行・結果集計・評価分析etc...)を1ツールで自動化してくれます。これがマーケッターにとってどれほどメリットがあるものなのか、実際にマーケティングに携わった経験のある方なら十分にご理解いただけるかと思います。

以前までであれば、この作業部分を下図のような流れで実行していました。

≪以前までのメール配信一連の流れ≫

これではひとつのキャンペーンを実施するまでに関わる、ヒト・データベース・時間があまりに多く、1~2ヵ月掛かってしまうことになってしまいます。またコミュニケーションが上手くいかず、結果も伴わないということも起こりかねません。

これがマーケティングオートメーションになると下図のように変化します。

≪マーケティングオートメーションでのメール配信一連の流れ≫

マーケティングオートメーションはマーケターの作業負担を軽くし、

  1. 本来より多くの時間を使うべき、企画(Plan)や評価・分析(Check)に多くの時間を回せるようになる。
  2. より多くのキャンペーン(施策)を実施することができるようになる。

そして、最終的にキャンペーンの量・質ともにググッと改善される、というわけです。

しかしながら、このマーケティングオートメーションはツールだけ導入しても上手く使いこなせていない、というケースが非常に多く聞かれます。先進的にマーケティングオートメーションツールを導入した企業はどうして上手く使いこなせていないのか、次回は「ツールよりも大切な3つのこと」について書いていきます。

資料ダウンロード

【2021年更新版】マーケティングオートメーション比較表【B2C編】

主要マーケティングオートメーションツール4製品の比較表です(Salesforce Marketing Cloud、Oracle Responsys、Marketo、Adobe Campaign)「MAを選ぶ上でどこに絞って比較したら良いのか分からない」と感じている方必見です。