更新日:2026/5/18(公開日:2024/8/20)
2026年薬機法改正でドラッグストアはどう変わる?ビデオ通話でオンライン服薬指導・販売を実現する方法
2026年5月、改正薬機法の施行により、ドラッグストアや薬局を取り巻く販売環境が大きく変わります。薬剤師が常駐していない店舗での一般用医薬品の受け渡しや、これまで対面販売が原則だった要指導医薬品のオンライン販売が、ビデオ通話による服薬指導を条件に認められるようになるのです。
本記事では、今回の薬機法改正の内容を整理したうえで、ドラッグストアがビデオ通話ツールを活用してオンライン服薬指導・販売を実現するための具体的な方法と、ツール選びのポイントを解説します。
- 2026年5月の薬機法改正で、薬剤師不在店舗でも遠隔服薬指導のもと一般用医薬品の受け渡しが可能に
- 要指導医薬品が、ビデオ通話による服薬指導を条件にオンライン販売解禁(一部品目を除く)
- 指定濫用防止医薬品はビデオ通話による本人確認・購入数制限が義務化
- ビデオトークならSMS送信のURLをタップするだけ。アプリ不要でITリテラシーを問わず使える
2026年薬機法改正で何が変わるのか
厚生労働省は2026年5月を目途に改正薬機法を施行する方針を示しています。今回の改正では主に2つの大きな変更点があります。
①薬剤師不在店舗での一般用医薬品の受け渡しが可能に(遠隔管理の導入)
改正後は、「登録受渡店舗」として届け出た店舗であれば、薬剤師が常駐していなくても一般用医薬品を保管・受け渡せるようになります。販売手続きや服薬指導は、利用者のスマートフォンまたは店頭端末を通じたオンライン服薬指導で対応します。
たとえば、物流センターから商品を出荷しているECモデルでは、注文が入った時点で出荷を一時停止し、ビデオ通話で服薬指導を完了してから発送するフローが想定されます。薬剤師の配置コストを抑えながら、より広い販売チャネルに展開できるようになるのがポイントです。
②要指導医薬品のオンライン販売が解禁(ビデオ通話による服薬指導が条件)
これまで対面販売が原則だった要指導医薬品(医療用から市販薬になって間もない薬)について、薬剤師がビデオ通話により適切な服薬指導を実施したと判断した場合に限り、オンライン販売が認められるようになります。ただし、緊急避妊薬や濫用の恐れがある成分を含む「特定要指導医薬品」については、引き続き薬剤師による対面での販売が義務付けられます。これら一部の品目を除いた多くの要指導医薬品が、新たにECで取り扱えるようになる見込みです。
③指定濫用防止医薬品への対応(ビデオ通話による本人確認が義務化)
咳止め薬など濫用のおそれのある医薬品は「指定濫用防止医薬品」として、若年層への販売や複数購入時において、オンライン販売時にビデオ通話による本人確認と購入数制限への対応が義務付けられます。販売記録や年齢確認の管理も含め、従来の対面販売と同等水準のチェック体制をオンラインで実現することが求められます。
ドラッグストアがビデオ通話で服薬指導を行う流れ
今回の法改正に対応したオンライン服薬指導の基本的なフローは以下のとおりです。
- お客様がECサイト・店頭端末で商品を選択・注文
- 薬局・物流センター側で注文を確認し、出荷を一時保留
- SMS等でビデオ通話のURLをお客様に送信
- 薬剤師がビデオ通話で服薬指導・本人確認を実施
- 服薬指導完了後に出荷(またはその場で受け渡し)
このフローを実現するうえで鍵となるのが、「誰でも迷わず使えるビデオ通話ツール」の選定です。
オンライン服薬指導で押さえておくべき注意点
法改正への対応とあわせて、以下の点に注意が必要です。
通信品質の確保
オンライン服薬指導は映像と音声の双方向通信が法的要件となっており、音声のみでは不可です。通信が不安定な環境では服薬指導に支障が出るため、接続が安定する時間帯・環境での実施を案内するなど運用上の工夫が求められます。
ITリテラシーを問わない操作性
ドラッグストアの顧客層は幅広く、スマートフォンの操作に不慣れな方も多くいます。アプリのインストールやアカウント登録が必要なツールは、それだけで利用をためらわれる原因になります。URLをタップするだけで通話が始まるシンプルな導線が、離脱防止と顧客満足の両面で有効です。
記録・管理体制の整備
服薬指導の実施記録や購入履歴は適切に保管・管理することが求められます。ビデオ通話ツールと販売管理システムを連携させるか、少なくとも記録が残る運用フローを整備しておきましょう。
ビデオトークが薬機法改正対応に選ばれる理由
NTTドコモビジネスXが提供する「ビデオトーク」は、オンライン服薬指導の現場で求められる使いやすさと信頼性を兼ね備えたビデオ通話ツールです。
■ アプリ不要・アカウント登録不要
SMSで届いたURLをタップするだけでビデオ通話が始まります。お客様側の事前準備はゼロ。高齢者やデジタルに不慣れな方にもスムーズに利用いただけます。
■ 電話番号へのSMS送信でそのまま発信
薬剤師がお客様の電話番号にSMSを送信するだけで通話を開始できます。メールアドレスや会員IDの管理が不要なため、運用コストを最小限に抑えられます。
■ セキュアな通信環境
NTTグループのネットワーク品質を背景に、映像・音声ともに安定した通信を提供。個人情報を扱う服薬指導にも安心して利用できるセキュリティ水準を維持しています。
■ 既存システムとの連携
APIを通じて販売管理システムや予約システムとの連携が可能。法改正対応フローに組み込みやすい柔軟な構成で導入できます。
まとめ:薬機法改正の商機を逃さないために
2026年5月の薬機法改正は、ドラッグストアにとって販売チャネルを拡大する大きなビジネスチャンスです。一方で、ビデオ通話による服薬指導の仕組みを整えていないと、この波に乗り遅れることになります。
先行して体制を整えることで、法施行と同時に新たな顧客接点を確立できます。オンライン服薬指導ツールの導入を検討されている方は、操作が簡単で運用コストの低い「ビデオトーク」をぜひご検討ください。









