NTTコム オンライン、開発エンジニアリング拠点を島根県松江市に開設

　DXソリューションを提供する、NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役社長：塚本 良江、以下、NTTコム オンライン）は、島根県、松江市と立地計画に関する覚書を締結し、松江市内に「島根エンジニアリングLab」を新設します。当社のエンジニアリング拠点として、開発およびシステムエンジニア業務に携わる地域の人材を採用し、また人材開発を進めることで、DX(デジタルトランスフォーメーション)事業の成長を推進してまいります。また、島根県との連携により、島根の地域創生やIT産業の発展に向けても貢献をしてまいります。

■「島根エンジニアリングLab」について

　NTTコム オンラインは、DXソリューション会社として、3つの事業（デジタルマーケティング事業、企業向けSMS送信事業、データ＆アナリティクス事業）を展開し、自社開発のサービスやプラットフォームをご提供しております。DXへの企業ニーズの高まりにお応えするため、サービス機能の向上や次世代化、キャパシティ拡張のための開発などを行っておりますが、事業が必要とするスピードで開発やシステムエンジニア業務を行うためには、優秀なエンジニアの確保が課題となっていました。

　一方、島根県においては、人口減少に打ち勝つ総合戦略の一つとして、県外企業の新規立地を積極的に推進されています。地域経済を牽引する企業を生み出す重要な取組として、ITや製造業界などの企業に対し、島根大学などの教育研究機関や、真面目な県民性を押し出した誘致活動を行い、また、製造業及びソフト産業に対する優遇制度を設け、地元市町村とともに細やかなバックアップを行っておられます。

　当社の課題である優秀なエンジニアの確保に向けて、島根県内には国立島根大学、国立松江工業高等専門学校をはじめとしIT領域の技術を学んだ優秀な学生が多くいること、人材確保においては、島根県がビジネスパートナーとなって支援してくれること、また立地前後において各種の手厚いフォローが受けられることから、島根でのエンジニアリング拠点開設を行うことを決定いたしました。