NTTコム オンラインの「空電プッシュ for LGWAN」、株式会社TACTが提供する自治体向け電話自動案内システム「AIコンシェルジュ® for LGWAN」のSMS送信プラットフォームとして採用
～「LGWAN」環境下でのAPI連携によるSMS送信を開始～

　NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役社長：塚本 良江、以下NTTコム オンライン）が提供するSMS送信サービス「空電プッシュ for LGWAN」は、株式会社USEN-NEXT HOLDINGS（本社：東京都品川区、代表取締役社長CEO：宇野 康秀）のグループ会社である株式会社TACT（本店：東京都品川区、代表取締役社長：溝辺 和広、以下TACT）が提供する自治体向け電話自動案内システム「AIコンシェルジュ® for LGWAN」のSMS送信プラットフォームとして採用され、LGWAN※1環境下でのAPI連携により、自治体への提供が開始されました。

※1：総合行政ネットワーク（Local Government Wide Area Network）の略称

■TACTにおける「空電プッシュ for LGWAN」の導入背景

　TACTは、地方公共団体情報システム機構（J-LIS）が展開しているLGWANに対応した電話自動案内システム「AIコンシェルジュ® for LGWAN」を自治体向けに多く提供しています。
　利用されている自治体より、自動受付の付帯機能として、受付完了案内や納税案内を「SMSで送信したい」という要望が年々増えてきました。
　そこで、NTTコム オンラインは、多くの自治体に導入実績があるSMS送信サービスとして、「空電プッシュ for LGWAN」を提案し、連携サービスに採用されました。これにより、「AIコンシェルジュ® for LGWAN」から電話番号宛てにセキュアにSMSを送信し、高い着眼率と99%の到達率が期待できます。
　また、管理画面上から、架電設定に併せてSMS送信が設定できるため、利用する自治体職員の利便性向上にも貢献します。

　「空電プッシュ for LGWAN」の導入背景として、TACT様より以下のコメントをいただいております。

　当社の「AIコンシェルジュ® for LGWAN」は、電話の受発信業務を自動化しますが、今回連携の第一弾として、納税案内の発信業務にSMSを活用します。市税などに未納がある市民へ電話をかけた後などに、電話が繋がらなかった方へ自動でSMS送信する機能を組み込み、電話発信のみの場合よりも高い徴収率を目指します。また、自治体への導入実績が豊富な「空電プッシュ for LGWAN」を採用することで、相互の利用促進に繋がればと考えております。

■「AIコンシェルジュ® for LGWAN」について

　主に自治体向けに提供されている総合行政ネットワーク（LGWAN）に対応した、AIを活用する電話自動案内システムです。電話時に人の発する言葉を音声認識でテキスト化し、発話内容に沿って自動で案内を実施します。また、辞書やデータベースと連携して適切な回答を抽出し、音声合成で回答する機能も利用可能なAIソリューションです。

■「空電プッシュ for LGWAN」について

　NTTコム オンラインが提供するSMSを利用して、携帯電話番号に一斉にメッセージ送信ができる「空電プッシュ」を、行政専用ネットワークであるLGWANを通じて利用可能にしたASPサービスです。
　2017年12月に特許を取得したLGWAN対応SMS送信サービスであり、高いセキュリティを維持しながら、住民向けにSMSを大規模配信できることから、従来の連絡手段（電話、郵便物、Eメール）に代わる新たなツールとして注目されています。