DXとは、デジタル技術を活用し、企業内外の現実世界の動きをデータとして取得し、それを活用することで、新たな気づきを得て、自社のビジネスを絶えず変革させることです。
DX実現のキーワードは、データ活用にありますが、いざ活用しようとすると、商品、取引先などのマスターデータやコードの統合管理(マスターデータ管理=MDM)がなされておらず、いくら情報を集めても、それらを視点軸とした企業横断のデータ活用ができず、DXの実現に行き詰っている企業が後を絶ちません。
本セミナーは、データマネジメント業務の中核でありながら、範囲が広く正体のつかみにくい「MDM (マスターデータ管理)」について、その手法を個別に解説します。また、MDMソリューション「TIBCO EBX」ならではの先進的かつ実践的なマスタデータ管理のリアリティを、機能説明も交えて紹介します。
第1回目のテーマは「データモデル」です。
データモデルをつくるためには、データモデリングの知識とデータベース専門技術が必要と考えていないでしょうか。データモデリングとは、人の知識や組織ルールを可視化して検証し、明示知化して共通理解へと導くテクニックです。特に組織横断、グローバル情報活用、外部データ利用などでは、データの意味を明示できないと誤ったデータの使い方になりかねません。
本セミナーでは、業務をデータ視点から解明する方法や得られるメリットとその実践の両面から、「TIBCO EBX」のデモを交えながら徹底解説します。
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社
TIBCO部
エバンジェリスト
水谷 哲
大手メーカー、外資系企業にて生産管理に従事。需要予測・需給計画・スケジューリング・MES全般に携わる中、データモデリングをきっかけにマスターデータ管理(MDM)と出会い、複数のMDMプロジェクトの推進に取り組む。
現在は、NTTコム オンラインにてTIBCOのエバンジェリスト活動に従事しながら、日本データマネジメント・コンソーシアム(JDMC)の研究員やMDM研究会リーダを務め、各種セミナー等で講演。