マスターデータ管理(MDM)
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【第7回】
データマネジメントのテクニック解説「データ構築」編

DXを推進において部署間の持つ知見、データを用いたコラボレーションは非常に重要です。
しかし、「どこまでをMDMの管理対象とし、どのデータを各業務システムで個別に処理すべきなのか」という大きな課題に直面します。
連携すべきデータと、ローカルな業務アプリケーション側で管理すべきデータを明確に切り分けて定義するには、関連部門との議論を繰り返しながら実現範囲を決めていく必要があります。

本セミナーでは、データマネジメントの中核でありながら、範囲が広く正体のつかみにくい「MDM(マスターデータ管理)」について、全7回にわたりその手法を個別に徹底解説します。第7回のテーマは「データ構築」です。

最新のMDMソリューションは、MDMに必要なシステム機能の大半を最初から備えています。通常の「機能開発」に代わって重要となるのはデータ構築です。データの現状をアセスメントし、あるべき姿を定め、再定義を行い、不具合を修正します。リファクタリングや改修に相当するデータ体系の変更も行われます。こうしてデータの品質向上、そしてデータ資産の価値向上を実現します。ここがデータ移行と異なる点であり、そのため「データ構築」と称します。

今回のセミナーでは、事業拡張や事業変化に対して、柔軟かつ迅速に対応できる「変化に強い」データを得るための「データ構築」の実践的なポイントを解説します。最初に考慮すべきことは何なのか、現実にありうる課題はどんなものかなどについて解説します。

NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社
TIBCO部
エバンジェリスト
水谷 哲

大手メーカー、外資系企業にて生産管理に従事。需要予測・需給計画・スケジューリング・MES全般に携わる中、データモデリングをきっかけにマスターデータ管理(MDM)と出会い、複数のMDMプロジェクトの推進に取り組む。
現在は、NTTコム オンラインにてTIBCOのエバンジェリスト活動に従事しながら、日本データマネジメント・コンソーシアム(JDMC)の研究員やMDM研究会リーダを務め、各種セミナー等で講演。