2021/06/29

採用担当者必見!オンライン面接のメリット・注意点やツール選びの方法

オンライン面接には、企業が行う作業の効率化や応募者にとっての利便性向上といったメリットがあります。しかし、オンライン面接ならではのデメリットもあり、対策しなければならない点に注意が必要です。

本記事では、オンライン面接のメリットとデメリット、注意点、オンライン面接に使用するツールの選び方について解説します。オンライン面接の導入を検討している担当者さまは、ぜひ本記事の内容を参考にしてください。

オンライン面接の概要や注目の背景

オンライン面接の概要やオンライン面接が注目される背景について、以下でそれぞれ解説します。

オンライン面接とは

離れた場所にいる相手の面接を行う際に、PCやスマートフォンなどカメラ・マイク・スピーカーを搭載するデバイス端末で、ビデオ通話システムやツールを使用する方法が、オンライン面接です。「Web面接」「ライブ面接」と呼ばれることもあります。

企業があらかじめ指定した形式の動画を応募者が撮影してエントリーするといった方法のオンライン面接もありますが、リアルタイムのビデオ通話で実施するケースが一般的です。

オンライン面接が注目される背景

時間や場所の制約を受けず、遠隔で実施できることがオンライン面接の特徴です。特に、2020年以降はコロナ禍やリモートワーク普及によって、オンライン面接が注目されています。

加えて、広範囲に求人することで優秀な人材を獲得したいという企業側のニーズも高まっています。特に、求人市場において大企業との競争に不利な中小企業の場合、遠隔地の人材を発掘できる機会としてオンライン面接が有効です。

採用時にオンライン面接を実施する3つのメリット

オンライン面接には、応募数のアップ、面接の調整における利便性向上、採用活動の効率化といったメリットがあります。それぞれについて、以下で解説します。

応募数のアップが見込める

求人している企業に興味を持っている求職者の中には、「面接日時の都合がつかない」「遠隔地で行われるので交通費をかけられない」といった理由で、応募を断念するケースがあります。また、応募はしたものの、結果的に選考を辞退するケースも少なくありません。特に地方在住の求職者には選考辞退が多い傾向がみられます。

オンライン面接であれば時間の調整がしやすく場所の制約もないため、応募へのハードルを下げることが可能です。時間・場所の制約による選考辞退数も、オンライン化によって抑えられます。

応募数が増えれば、優秀な人材の確保につながる可能性を高めることが可能です。

面接の調整がしやすい

オフラインで対面する面接においては、求人する企業と求職者の双方にとって、日時・場所の調整が欠かせません。特に、面接官や採用担当者にとっては通常業務もある中で調整にかかる負担が大きく、求職者にとっては現地まで出向く負担が大きいといえます。

コロナ禍でリモートワークが一般化した現状では、複数の面接官や採用担当者が一堂に会することにも制約があるでしょう。また、求職者の人数が増えるほど、感染対策の必要性も増します。

オンライン面接を導入すれば、そういった負担の解消が可能になるため、企業と求職者のどちらにとっても、面接の調整がしやすくなるのです。インターネット環境さえあれば、どこにいても移動時間や移動コストを考慮する必要はありません。また、複数の面接官やグループ面接などで参加者が多くなる場合でも、日時の調整や面接の実施がスムーズです。

採用活動の効率化につながる

オフラインで実施する従来の面接に比べて、オンライン面接では、録画・録音への同意を応募者に求めやすいといえます。したがって、録画した映像や録音した音声の社内共有が可能です。面接に参加していない社員に対する応募者情報の共有や採用業務の引き継ぎもスムーズになります。オンライン面接は採用業務の効率化・高品質化にもつながるでしょう。

オンライン面接のデメリットと注意点

「人事担当者や応募者がツール操作にとまどう」「対面面接と比較して相手の雰囲気や表情がわかりにくい」「面接当日の機材トラブル」など、オンライン面接ならではのデメリットも存在します。それぞれの注意点について以下で解説します。

担当者・応募者が操作にとまどうリスクも

オンライン面接を実施するためには、ビデオ通話ができるツールやアプリなどが必要です。そういったツールにはさまざまな種類があり、中にはインストールやアカウント作成など事前準備が必要なものや操作が難しいもの、対応デバイスやOSが制限されるものもあります。

場合によっては、担当者や応募者がビデオ通話ツールをうまく操作できずにとまどい、面接に影響を及ぼすリスクも想定できるでしょう。

オンライン面接をトラブルなく成功させるためには、採用担当者だけでなく面接官や応募者にとっても手間がかからず、スムーズに操作できるツール選びが重要です。簡単で操作しやすいツールを選ぶとともに、応募者に対して操作方法などを事前にアナウンスしておく必要があります。

対面と比較すると相手の雰囲気や表情が伝わりづらい

最近はビデオ通話ツールの機能が向上しているとはいえ、対面での面接と比較するとオンライン面接では得られる情報量が少ないというデメリットもあります。

オンラインだからこそ、相手の表情や声色などをしっかり確認できるツール選びが大切です。導入したビデオ通話ツールに対して事前にシミュレーションを行い、以下をチェックするようにしましょう。

  • ・映像の精度は高いか
  • ・音声は聞き取りやすいか
  • ・映像や音声にタイムラグやフリーズなどが発生しないか

正式に導入する前に無料トライアルが可能なビデオ通話ツールもあるので、使い心地を実際に試して、比較してみることも大切です。

当日に機材トラブルが起こる可能性も

オンライン面接に真剣に臨む応募者の中には、事前にさまざまな機材を準備する人もいます。ビデオ通話に最低限必要なPCやスマートフォン、カメラだけでなく、必要に応じてマイクや照明、イヤホンなども用意するケースもあります。

応募者が複数の機材やネットワーク環境を準備する必要があることや、使用する機材が増えるほどトラブル発生の可能性が増すことも、オンライン面接のデメリットといえます。当日にトラブルなくスムーズに面接を進めるためには、事前に動作チェックをしておくよう企業側から応募者にアナウンスしておかなければなりません。

オンライン面接を成功させるためのポイント

やり方や手順の共有、選考基準の明確化、最適なツール・アプリ選びなどが、オンライン面接を成功に導くためのポイントです。それぞれについて以下で解説します。

やり方や手順を共有しておく

オンライン面接におけるトラブルの原因として、求人側にも応募者にも、オンライン面接の経験がない人や、ITツールの操作に慣れていない人がいることを想定できます。「ビデオ通話ツールの操作に不慣れである」「マナーや手順がわからない」といった、通常の対面面接にはない事情によるトラブルを防止するためには対策が必要です。

対策として、関係者にあらかじめ以下を共有しておきましょう。

  • ・オンライン面接の手順
  • ・ビデオ通話ツールの操作方法
  • ・服装や画面背景、挨拶など、オンライン面接のマナー

選考基準を明確化しておく

対面面接とオンライン面接では、面接時の雰囲気や双方の表情・動作などの伝わり方も異なります。特に、人事選考において重要な要素であるマインドセットやパーソナリティをしっかりと見抜くためには、対面でないからこそ、質問方法や選考の基準を事前に決めておくべきです。

応募者のパーソナリティを把握するためには、「自己評価意識」や「組織内位置認識」をチェックできる質問をするとよいでしょう。なぜなら、自己評価が高すぎたり組織内での自分の立ち位置を誤解していたりする応募者は、企業への貢献度が低いケースが多いためです。

最適なツール・アプリを選ぶ

オンライン面接に使われるツールやアプリはさまざまですが、スムーズに面接を行うためには、自社に合うものを選ぶことが不可欠です。くわしくは次で解説します。

失敗しないオンライン面接のツール・アプリの選び方

オンライン面接ツールは、それを使い慣れている人事担当者だけでなく、人事部以外の面接官や応募者など、さまざまな人が使うものです。そのため「誰でも、直感的に」操作できるものが望ましいでしょう。

ツールによっては、アプリのインストールやアカウント登録、ログインなど、複雑な操作が必要なものもあります。確実に接続するためには、安全性を確保しつつ、「URLを発行するだけ」といった利便性の高いものを使用するほうがスムーズです。

また、録画機能を搭載したツールなら面接時の映像・音声を後から共有できるため、選考時に役立ちます。

無料のツールにはPC内蔵カメラを使用できるものも多いものの、PC環境によってはカメラやマイクの性能が不十分な場合もあることがネックです。また、ノートPCであっても携帯性には限度があるため、オンライン面接に最適な場所を選べない場合もあります。

応募者のタブレットやスマートフォンでも使えるツールのほうが、オンライン面接には適しているでしょう。特に、スマートフォンはカメラ性能が非常に高い機種が普及しているため、応募者のスマートフォンで応募者の様子を確認しやすいことがメリットです。

まとめ

オンライン面接は日時や場所の制約を解消し、応募者数を増やせる点がメリットです。ただし、トラブルなく接続するために、利便性の高いツールが欠かせません。

NTTコム オンラインが提供する「ビデオトーク」は、誰でも使いやすい高画質のビデオ通話ツールなため、オンライン面接におすすめです。
企業担当者はビデオ通話用URLが記載されたSMSを送信し、応募者はSMSのURLをクリックするだけで、ビデオ通話が開始されます。パソコンを持っていない応募者でもスマートフォンさえあればオンライン面接が可能になります。応募者側はアプリダウンロードやアカウント登録が不要なため、事前準備を極力減らし、面接に注力することができます。

ビデオトークは2週間の無料トライアルも利用できますので、オンライン面接導入をご検討の方はぜひ、その簡単さ、繋がりやすさをお試しください。

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