ビジュアルアナリティクスツール「Spotfire®」の長期サポートバージョン 14.0 LTS を提供開始

2024年3月14日

 NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社(以下NTTコム オンライン)が取り扱うCloud Software Group, Inc.のビジュアルアナリティクスツール 「Spotfire®」の、新たな長期サポート(Long Term Support:LTS)バージョンであるSpotfire® 14.0がリリースされました。

 「Spotfire®」は、データサイエンティストによる高度解析を支援すると同時に、そのデータ分析資産をビジネス現場のアナリストに共有することで、組織全体でのデータ活用を実現するビジュアルアナリティクスツールです。製造業での歩留まり率向上や品質向上、エネルギー業界での予測シミュレーション、小売・流通における売上向上、航空や交通での混雑緩和分析など、ミッションクリティカルな分野で、データサイエンティストと現場のアナリストが連携することで、データ分析を組織全体で活用し成果につなげている多くの企業でご活用頂いています。

 LTSバージョンは、一世代前のLTSバージョン以降のバージョンアップの内容をすべて含み、原則として12ヶ月程度に一度リリースされる、長期サポートバージョンです。今回の14.0LTSでは、下記を中心とした80以上の新機能や改善が追加されました。

<Spotfire® 14.0の特徴>

1.Spotfireの分析データの活用の幅を広げるビジュアライズの改善

 KPIチャートの幅と列・行数のコントロールが柔軟になり、表形式データがエクセルにそのままエクスポートできるようになるなど、Spotfireの分析結果を活用したレポートや共有に関する機能が強化されました。

KPIチャートの柔軟なコントロール

スタイルを維持したエクセルへのエクスポート

2. 柔軟かつ高度な処理を実現するオープンソース言語のサポート強化

 Spotfireの特徴の一つとして、RやPythonの実行エンジンが組み込まれており、別途環境を用意しなくとも、これらのオープンソース言語を用いて、柔軟かつ高度な処理が実現できることがあります。今回、これまでの独自のRエンジンに代わり、オープンソースRを使用したデータ関数を実行するための「Rサービス」が追加されました。これにより、膨大なオープンソースRの資源を容易に利用することが可能になりました。また、Pythonを用いた処理を実現する「Pythonデータ関数」の実行速度が大幅に改善されました。

3. 組織で分析資産を効率的に活用・管理するための機能強化

 分析ファイルごとのバージョン管理、分析ファイルを管理・共有するライブラリ検索の改善、ライブラリにおけるお気に入り設定など、組織でより安全により効率よく分析資産を活用・管理することができるようになりました。

<Spotfire®14.0LTSの新機能ご紹介セミナーを開催します>

日時:2024年3月22日(金) 13:00~14:00
タイトル:Spotfire® 14.0 LTS 新機能紹介セミナー ~長期サポート版で80以上の新機能を搭載~
開催形式:オンライン
お申し込みURL:https://www.nttcoms.com/service/TIBCO/seminar/20240322/

Spotfireについては詳しくはこちらからご覧ください:
https://www.nttcoms.com/service/TIBCO/products/spotfire/

お問い合わせ先

NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社
TIBCO部

info-tibco@nttcoms.com

https://www.nttcoms.com/service/TIBCO/