2023/05/15

アカウント不要のビデオ通話とは？メリットや活用シーンを紹介

ビデオ通話は、友人・家族間のコミュニケーションだけでなく、業務にも活用することができます。以前までは対面で行うのが一般的であった業務も、遠隔で対応できるケースが増えてきました。

ビデオ通話にはさまざまなツールがありますが、業務で利用する場合には、事前準備の少ないアカウント・アプリ不要で始められるものがおすすめです。

本記事では、アカウント不要のビデオ通話の特徴やメリット、実際の活用シーンを紹介していきます。

アカウント不要で利用できるビデオ通話とは

ビデオ通話は事前のアプリインストールや会員登録が必要というイメージが強いかもしれません。しかし、インストール不要でWebブラウザ上でビデオ通話ができるサービスもあります。

アカウント不要で利用できるビデオ通話では、まず企業や自治体側がビデオ通話用URLを作成します。次に、作成したURLをSMSやメールなどでビデオ通話の参加者に送ります。参加者が送られてきたURLをクリックすることで、Webブラウザが立ち上がり、ビデオ通話が開始されるという流れです。

顧客側でアカウントの作成や事前設定をする必要はなく、シンプルな手順で始めることが可能です。知識がない人でも使いやすいか、簡単に始められるかどうかといった点は、ビデオ通話ツールを選ぶ上で重要なポイントです。

関連記事：【ビジネス向け】おすすめのビデオ通話アプリ｜選び方のポイント

アカウント不要のビデオ通話のメリット

ここでは、アカウント不要でWebブラウザ上で行うビデオ通話のメリットを紹介していきます。代表的なメリットは以下の通りです。

アプリのインストールが不要
特別な機器が不要で導入が簡単
通話相手もアカウントの登録が不要

それぞれ詳しく紹介します。

アプリのインストールが不要

Webブラウザ上で通話が行われるため、事前にアプリをインストールする必要はありません。URLを開いて、リンクをクリックすれば、すぐにビデオ通話を開始することができます。

アプリをインストールすることは、スマホやパソコンの操作に慣れている人にとっては、特に難しくない作業かもしれません。しかし、普段スマホやパソコンをあまり使わない人にはハードルが高いと感じることもあります。

さまざまな年代の方の利用が予想されるケースでは、アプリのインストールが不要なビデオ通話がおすすめです。

特別な機器が不要で導入が簡単

Webブラウザで行うビデオ通話では、インターネットに繋がったスマホやタブレット、パソコンがあれば通話ができます。マイクとカメラが付随している端末があれば、事前に特別な機器を準備する必要はありません。

企業側も顧客側もビデオ通話のために、特別な準備をする必要がないため、負担がなくすぐに利用できる点がメリットです。

また、ビデオ通話が必要なときに、出先にいるためスマホでしか連絡できない状況もあるかもしれません。そうした状況下でも、スマホですぐにビデオ通話ができ、問題を解決できれば、顧客満足度の向上にもつながるでしょう。

通話相手はアカウントの登録が不要

Webブラウザで行うビデオ通話では、顧客側はアカウントを作る必要がありません。SMSやメールに送られてきたリンクをクリックするだけで、通話ルームに入りビデオ通話を始めることが可能です。顧客にとってはアカウント登録の手間が減り、企業や自治体にとってもアカウント登録に関する説明やご依頼の負担を省くことができます。