データのつながりが、新たな価値を生む――。
急速に変化するビジネス環境において、マスターデータ管理(MDM) は、分散した情報を的確に統合することで、意思決定の質、業務効率、顧客体験の向上を実現します。 その原点となるのが「同じモノ・同じ人」を正確に識別する力であり、 そのための中核技術が「名寄せ」です。 「名寄せ」は、データの重複、表記揺れ、更新タイミングのズレといった課題を乗り越え、関連情報を照合・統合する役割を担います。
今回は、2025年3月の「データクレンジング」に続く「名寄せ(データマッチング)」セミナーです。米国Preciselyのデータクオリティ製品『Precisely Trillium』の長年のパートナーであり、随一のエキスパートであるアグレックス様より、名寄せのアルゴリズムの基本から、成功・失敗事例を含めたビジネスに与える直接的なインパクトまでをわかりやすく解説します。また、Precisely社のエンタープライズ営業パムンガス ブジェトゥ(パム)氏による海外ポルシェ (Porsche AG)様の実践事例もご紹介予定です。
名寄せはMDM実現に向けた戦略的第一歩であり、統合データ基盤の品質を決定づける重要な技術です。そして名寄せを成功させるための最重要な第一歩は、現状を正確に把握することにあります。本セミナーでは、この現状把握に役立つ「データ診断サービス」も併せてご紹介し、MDM実現に向けた具体的なロードマップをお示しします。
株式会社アグレックス
デジタルトランスフォーメーション事業本部 CRMソリューション事業部 データテクノロジー部
主任
小林 裕和氏
データクレンジング・名寄せ業務、匿名・仮名加工支援ソリューションの開発・導入・管理に従事。新規事業の企画・推進にも携わり、2021年に「フリーテキストマスキング」をリリース。イベント企画や社内外コンテストでの受賞歴など、多方面で活躍中。
プリサイスリー・ソフトウェア株式会社
エンタープライズ営業
パムンガス ブジェトゥ(パム)氏
エンタープライズ向けのデータ・インテグリティ・ソリューション、主にはデータ・インテグレーション、データ・クオリティ、とロケーション・インテリジェンス分野の営業を担当。データ統合、データ・クレンジング&名寄せ、位置情報分析&世界中の地図データに関する金融、テレコム、リテール、製造、政府など幅広い業界のプロジェクトを支援。国内の成功事例を横展開だけでなく、グローバル成功事例も日本国内へ広げていく。
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社
データマネジメントソリューション部
エバンジェリスト
水谷 哲
大手メーカー、外資系企業にて生産管理に従事。需要予測・需給計画・スケジューリング・MES全般に携わる中、データモデリングをきっかけにマスターデータ管理(MDM)と出会い、複数のMDMプロジェクトの推進に取り組む。
現在は、NTTコム オンラインにてTIBCOのエバンジェリスト活動に従事しながら、日本データマネジメント・コンソーシアム(JDMC)の研究員やMDM研究会リーダを務め、各種セミナー等で講演。