マスターデータ管理(MDM)
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DXで成果を出すシステム変革の決め手はMDM
~その戦略と実践方法を大解剖~

多くのDXは茨の道です。基幹システムの再構築は難航し、PoCは成果の出ない試行錯誤に陥ります。その最大の原因は、DXの核となるべきデータが変革(トランスフォーメーション)されていないことにあります。

業務プロセスを変革する以上、データが旧態依然のままのはずがありません。にもかかわらず、多くのDXプロジェクトでは旧いデータを軽視しがちです。コード体系、使われない区分、例外処理、例外の例外・・・旧いデータを保護するためにアドオンを量産し、データ移行で苦労した結果、できあがるのは変革という波をふせぐ頑丈な防波堤です。

この状況を打破する鍵、それがマスターデータ管理(MDM)です。MDMは「データの変革」です。あるはずのデータが間違いなくそこにあり、出てきたデータが必ず正しいと信じられる状態です。そしてMDMはシステム構築ではありません。そのための機能は、最初からMDMツールに備わっています。

成功するDXや基幹再構築は、そのどこかにデータ変革を内包しています。しかし、貴社のそのプロジェクトに「たまたま」データ変革が含まれている可能性はとても低いでしょう。ならばデータ変革そのものに取組み、最強の武器であるMDMを使って正面突破することが、成功のための最短距離だと信じます。

本講演では、DX実現のために基幹再構築よりもMDMを先行させた事例を交えながら、以下の点について具体的に解説します。

NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社
データマネジメントソリューション部
エバンジェリスト
水谷 哲

大手メーカー、外資系企業にて生産管理に従事。需要予測・需給計画・スケジューリング・MES全般に携わる中、データモデリングをきっかけにマスターデータ管理(MDM)と出会い、複数のMDMプロジェクトの推進に取り組む。
現在は、NTTコム オンラインにてTIBCOのエバンジェリスト活動に従事しながら、日本データマネジメント・コンソーシアム(JDMC)の研究員やMDM研究会リーダを務め、各種セミナー等で講演。