マスターデータ管理(MDM)
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SCMの常識が変わる
~MDMが拓くデータ主導型サプライチェーン戦略~

環境問題や地政学的なリスクが注目される現在、サプライチェーンのトレンドはレジリエンス向上です。
レジリエンスとは回復力。突発事態から素早く回復できる力です。

現代のテクノロジーは、より広範囲から大量のデータを入手し、高度な数理最適化や機械学習を実現しました。生成AIの活用も進みつつあります。

しかし現状のSCM(サプライチェーン管理)は、期待されたほど素早い対応力を手に入れていません。
データフローの随所に介在する手作業が大きな時間が占め続けているためです。
品目やBOM、顧客や販路といったマスターは相変わらず全角半角が混在し、桁溢れが多発しており、データのすり合わせに人間の判断が入ります。
マスターに新しい項目を追加するのに問合せ依頼先を探していると、たちまち数週間が過ぎてしまいます。

その理由は、マスターデータの内容も管理方法も固定化し、旧態依然のままだから。
ERPの導入でマスターを改変しても、固定化された状況は変わりません。

MDMとは、単なるマスター管理ではありません。マスターを集約し整合し、動的に変化できる柔軟性を獲得することです。
長期的なサプライチェーン戦略において、レジリエンスの制約とならない柔軟なマスターを提供するのがMDMです。

本セミナーは、製造業・流通業で「サプライチェーン改革の成果が物足りない」という漠然とした不安感や問題意識をお持ちのSCMリーダーや経営企画部門に向けて、サプライチェーン戦略における代表的なマスターデータと主な問題、そしてMDMによる解決について解説します。ぜひご参加ください。

NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社
データマネジメントソリューション部
エバンジェリスト
水谷 哲

大手メーカー、外資系企業にて生産管理に従事。需要予測・需給計画・スケジューリング・MES全般に携わる中、データモデリングをきっかけにマスターデータ管理(MDM)と出会い、複数のMDMプロジェクトの推進に取り組む。
現在は、NTTコム オンラインにてTIBCOのエバンジェリスト活動に従事しながら、日本データマネジメント・コンソーシアム(JDMC)の研究員やMDM研究会リーダを務め、各種セミナー等で講演。