本セミナーは、データマネジメント業務の中核でありながら、範囲が広く正体のつかみにくい「MDM (マスターデータ管理)」について、その手法を個別に解説します。
また、MDMソリューション「TIBCO EBX」ならではの先進的かつ実践的なマスターデータ管理のリアリティを、機能説明も交えて紹介します。
第4回目のテーマは「MDM業務プロセス(その1 - 基礎編 -)」です。
マスターデータは静的な情報を表すのに対し、トランザクションデータは動的な出来事を表します。
これまで「データモデル編」として、データの定義や構造など静的な面を解説しました。
今回からはマスターデータの動的な面、登録や変更といった運用業務の解説をお送りします。
従来のマスター登録は「マスター登録依頼」を書いて登録依頼をし、チェックして承認していました。
登録依頼を書くためにいろいろな調査を行ったり、あるいは適当に入力したりすることもあります。
MDMの提言は「調べたらマスターになる」「意思決定したらマスターになる」ことです。
マスター管理における「データの編集」をテーマに、実務でどのようにMDM業務プロセスを管理すべきか。
今回はTIBCO EBXの主要12機能のひとつ「ワークフロー」を中心に人が持つべきテクニックと、MDMソリューションが持つべき機能について語ります。
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社
TIBCO部
エバンジェリスト
水谷 哲
大手メーカー、外資系企業にて生産管理に従事。需要予測・需給計画・スケジューリング・MES全般に携わる中、データモデリングをきっかけにマスターデータ管理(MDM)と出会い、複数のMDMプロジェクトの推進に取り組む。
現在は、NTTコム オンラインにてTIBCOのエバンジェリスト活動に従事しながら、日本データマネジメント・コンソーシアム(JDMC)の研究員やMDM研究会リーダを務め、各種セミナー等で講演。