DXの旅路「デジタルジャーニー」は、データ流通の領域ではデータ統合、データ品質、マスターデータ管理などの進歩に当たります。より大量で複雑なデータをより迅速に活用する方法がData Ops、ML-Ops、AIパイプラインなどです。
しかし、現実には製品や顧客などのコードが原因で、デジタルジャーニーそのものへ踏み出せない場合があります。
その典型が「意味ありコード」です。「商品コードの1桁目は商品カテゴリ、次の2桁は取扱部門コード」のように、部分部分に意味があります。コード中のパーツに対しては、外部キーも型もソートも効きません。結局はExcelのleft関数やmid関数頼りです。
コードの見直し・統合・体系化は、MDMの最重要課題です。
本セミナーでは、データマネジメントの中核でありながら、範囲が広く正体のつかみにくい「MDM(マスターデータ管理)」について、全7回にわたりその⼿法を個別に徹底解説します。第3回⽬のテーマは「コード(製品コード、顧客コードなど)の⾒直し」です。
今回のセミナーでは「コード」を中心に、見るべきポイントや考え方、そしてMDMがなぜコード整備に役立つのかについて解説します。
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社
TIBCO部
エバンジェリスト
水谷 哲
大手メーカー、外資系企業にて生産管理に従事。需要予測・需給計画・スケジューリング・MES全般に携わる中、データモデリングをきっかけにマスターデータ管理(MDM)と出会い、複数のMDMプロジェクトの推進に取り組む。
現在は、NTTコム オンラインにてTIBCOのエバンジェリスト活動に従事しながら、日本データマネジメント・コンソーシアム(JDMC)の研究員やMDM研究会リーダを務め、各種セミナー等で講演。