ダイレクト型自動車保険業界を対象にしたNPS®ベンチマーク調査2021の結果を発表。NPS®1位はソニー損保
~NPS®上位企業ではコストパフォーマンスや、Webサイトでの分かりやすさが評価される結果に~

2021年8月27日

  NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:塚本 良江、以下NTTコム オンライン)は、NPS®ベンチマーク調査2021ダイレクト型自動車保険部門を実施しました。この結果、最もNPS®が高いのは、ソニー損害保険(以下「ソニー損保」)、2位はセゾン自動車火災保険、3位は三井ダイレクト損害保険(以下「三井ダイレクト損保」)となりました。
  NPS®上位企業においては、共通してコストパフォーマンスの良さ、またWebサイトでの説明の分かりやすさでの評価が高い傾向となりました。NPS®1位のソニー損保においてはこれらに加え、お客様に寄り添う姿勢で評価される結果となりました。

調査結果の詳細は以下無料ダウンロード資料にてご覧いただけます:
https://www.nttcoms.com/service/nps/report/carinsurance_d/inquiry/

【NTTコム オンライン NPS®ベンチマーク調査2021】
今後のリリース予定:銀行、動画配信サービス、他

<調査結果のポイント>

1.ダイレクト型自動車保険部門のNPS®1位はソニー損保

  ダイレクト型自動車保険7社のうち、NPS®のトップはソニー損保(-17.1ポイント)、2位はセゾン自動車火災保険(-24.9ポイント)、3位は三井ダイレクト損保(-25.6ポイント)となりました。ダイレクト型自動車保険のNPS®平均は-27.8ポイント、トップ企業とボトム企業との差は18.0ポイントとなりました。

図:ダイレクト型自動車保険におけるNPS®の分布

2.商品性とコストパフォーマンスの良さがロイヤルティを醸成

  ロイヤルティの要因を20の項目別に分析したところ、「保険商品の魅力・充実度」、「コストパフォーマンスのよさ」といった、商品性とコスト面の良さがロイヤルティを醸成している主要な要因となりました。また、「Webサイトでの説明の分かりやすさ」、「申し込みや住所変更などの手続きの簡単さ」といった、ダイレクト型自動車保険ならではのWeb等を介した商品説明や手続き等の利便性の良さも評価され、ロイヤルティを押し上げる要因となりました。
  一方でロイヤルティを向上させるために優先的に改善すべき項目は、「お客様に寄り添う姿勢、お客様の声に耳を傾ける姿勢」に加え、「事故解決サービスの充実度(事故受付の対応時間、サポート体制等)」、「契約者優待や更新時の特典の魅力」となりました。

図:業界全体のロイヤルティ要因分析(ドライバーチャート)
※詳細はダウンロード資料をご参照ください:https://www.nttcoms.com/service/nps/report/carinsurance_d/inquiry/

  NPS®上位企業においては共通して、業界全体のロイヤルティ醸成のポイントとなった「コストパフォーマンス」や「Webサイトでの説明の分かりやすさ」への評価が高い傾向となりました。
  上位各社それぞれの特長をみると、ソニー損保は、一連の良質な顧客体験の提供においてトップの評価を得たことに加え、「お客様に寄り添う姿勢・耳を傾ける姿勢」も評価され、NPS®1位となりました。2位のセゾン自動車火災保険においては40代・50代に特化した商品戦略により、商品性の特長が評価される結果となりました。また、3位の三井ダイレクト損保では企業への信頼性をベースに、全般的な項目において一定の評価を得ました。

3.保険会社から発信される情報を確認する契約者ほどNPS®は高い傾向に

  メールマガジンやマイページ、公式アプリによる保険会社からの情報発信について受け取っている経験の有無について調査したところ、全体の45.4%の契約者がこれらの情報を受け取っている結果となりました。また内訳として、「常に確認している」または「たまに確認している」と回答した契約者は19.6%、「あまり確認していない」または「確認していない」契約者の割合は25.8%となりました。
  また、受け取っている情報を確認している頻度別にNPS®を分析したところ、「常に確認している。たまに確認している」契約者のNPS®は、「あまり確認していない・確認していない」契約者、またこれら情報を受け取っていない契約者のNPS®を上回り、保険会社からの情報を確認している契約者ほどNPS®が高くなる結果となりました。

図(左):保険会社から発信される情報の確認頻度別NPS®
図(右):保険会社から発信される情報の確認頻度の割合

4.推奨度が高いほど、継続利用意向も高い傾向に

  対象の自動車保険において今後の継続利用意向を、0~10の11段階でたずねたところ、「推奨者」は平均9.4ポイント、「中立者」は平均7.8ポイント、また「批判者」は5.8ポイントとなり、推奨度が高いほど、継続利用意向が高くなる結果となりました。

図:推奨セグメント別継続利用意向

お問い合わせ先

NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社
マーケティング・アナリティクス部

nps-solution@nttcoms.com

https://www.nttcoms.com/service/nps/