EMPLOYEE INTERVIEWS 社員インタビュー

4年間勤めた前職ではエンジニアとして、自動車の各機器を電子的に制御する組み込みシステムの一部分を担当していました。当時は、チームで動くよりも、一人で黙々と作業を行う環境だったことに加え、大きなシステムの一部分に関わる仕事だったため、自分の仕事が全体のシステムにどう貢献できているのか実感を持てずにいました。そこで、携わった成果が目に見えてわかる仕事への憧れから、当社に転職しました。現在は、ソリューションエンジニアとして、「Salesforce Marketing Cloud」と「mixpanel」の導入支援やサポート業務を担当しています。入社1年目は分析ツールである「mixpanel」のみを担当していましたが、今はマーケティングオートメーション・ツールである「Salesforce Marketing Cloud」をメインに2つの商材に携わっています。当初は「Salesforce Marketing Cloud」に関する知識がなく苦戦する日々が続いていました。そんな中、自分のスケジュールの見立ての甘さと、その後の対応の問題から失敗を経験したこともありました。与えられた業務は全て自力でなんとかしたいという思いの強さが原因だったのだと思います。しかし、その経験があったからこそ、自分の仕事がお客様に与えるインパクトの大きさと責任の重さ、チームで取り組むことの重要性を改めて理解し、自分の行動を見直すとともにエンジニアとしての成長につながったと考えています。

前職の自動車組み込みシステムのプロジェクトは、完成までに5年から10年ほどかかる仕事でした。しかも、100種類ほどあるシステムの1つを担当していたため、自分がプロジェクト全体に貢献している実感が得にくい環境でした。現在はメール配信やSNS配信に関わるクライアントのアプリケーション制作に携わっており、１つのプロジェクト期間が3か月から長くても半年ほどです。完成前に自分のスマートフォンやPC上のシステムで、設定通りに配信されるか検証を行うのですが、自分が作業したものが目の前で動く様子を見ることができるのは、すごく面白さや楽しさを感じます。多くの人に利用されるサービスだけに、仕事のやりがいにもつながっています。

上長や周りの方からは「オープンな性格だ」と言われることが多く、自分でも積極的な性格でコミュニケーション能力に長けているほうだと思っていました。ただ、自分の弱い部分を見せることや、業務上で発生した不都合を伝えることは苦手でした。それは、本当の意味で自己開示ができておらず、「OPEN」を体現できていないと気づき、このバリューを一段と意識するようになりました。今は、自分が何につまずいているのかをきちんと周りに開示することが、プロジェクトの運営上で大切であることを自覚し、メンバーたちとより密なコミュニケーションをとることを実践しています。