NTTコム オンライン、モバイル通信サービス業界を対象にしたNPS®ベンチマーク調査2018の結果を発表
~大手携帯キャリアでは料金の満足度が向上傾向、MVNOやサブブランドでは独自性あるサービスに高い評価~

2018年9月5日

  NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:塚本 良江、以下NTTコム オンライン) は、モバイル通信サービス業界を対象に、顧客ロイヤルティを測る指標であるNPS®ベンチマーク調査2018を実施しました。この結果、最もNPS® が高いのは、mineo(マイネオ)となりました。
  2017年と比較すると業界平均NPSの向上がみられました。昨年に引き続き、MVNOやサブブランドのNPS®が高い結果となりましたが、昨年比の上昇幅では、料金関連項目における満足度の改善傾向が見られた大手携帯キャリアが、上回る結果となりました。

調査結果の詳細はこちらからご覧ください:
https://www.nttcoms.com/service/nps/report/mobile-service/

<調査結果のポイント>

1.NPS®1位はmineo(マイネオ)

  モバイル通信サービス会社9社のうち、NPS®のトップはmineo(マイネオ)(-12.8ポイント)となり、最下位の企業との差は46.0 ポイントでした。モバイル通信サービス9社の平均は-34.2ポイントと、昨年比+3.4ポイントとなりました。

  大手携帯キャリア(3社)と、MVNOや大手携帯キャリアのサブブランド(6社、以下MVNOやサブブランド)に分けて分析したところ、MVNOやサブブランドのNPS®が-25.4ポイントと、大手携帯キャリアの-51.8ポイントよりも高い結果となりました。また、大手携帯キャリア、MVNOやサブブランドともに昨年よりもNPS®が向上していますが、特に大手携帯キャリアにおいては、5ポイント以上の向上が見られました。

2.料金と通信の質に引き続き課題。長期割引への期待も高い

  大手携帯キャリア、MVNOやサブブランドにわけて、19の要因別に満足度と重要度を分析したところ、重要度が高いにも関わらず満足度が伸びなかった(重要度と満足度のギャップが最も大きかった)項目は、両者とも「データ通信料金のお得さ」となりました。2位以降は、大手携帯キャリアでは、「料金体系のわかりやすさ」、「長期割引、家族割引など割引プランの豊富さ」と、料金関連項目が続いたのに対し、MVNOやサブブランドでは、「データ通信の速度」、「つながりやすさ・エリアの広さ」といった通信の品質に関する項目が続きました。

3.大手携帯キャリアでは、全項目で満足度が向上

  大手携帯キャリアの要因別満足度を分析したところ、2017年と比較して、全19項目で満足度の向上が見られました。特に上昇幅が大きかったのは、「固定インターネット回線とのセット割引のお得さ」、「音声通話料金のお得さ」、「データ通信料金のお得さ」といった料金関連項目となり、料金に関しては、依然としてギャップ項目となっているものの、一定の満足度向上が見られる結果となりました。同時に、お客さまと直接かかわる店舗やカスタマーサポートにおいても、満足度がアップする結果となりました。

4.MVNOやサブブランドの上位企業はギャップ項目での高い評価に加え独自性あるサービスを提供

  MVNOやサブブランドのNPS®上位企業は、重要度と満足度に差があった課題項目について、高い評価を得ると同時に、特徴あるサービスが高いNPS®に寄与していました。
  1位のmineo(マイネオ)は、料金関連項目で業界トップクラスの評価を得ており、また、コミュニティサイトなど、独自性のあるサービスが推奨理由となっていました。2位のA社はデータ通信の質の部分と価格面双方で高い評価を得る結果となりました。

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NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社
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nps-solution@nttcoms.com

https://www.nttcoms.com/service/nps/