NTTコム オンライン、セキュリティソフト業界を対象にしたNPS®ベンチマーク調査2018の結果を発表
~第1位は軽快な動きで高く評価されたソフトに~

2019年1月16日

  NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:塚本 良江、以下NTTコム オンライン)は、セキュリティソフト業界を対象に、顧客ロイヤルティを測る指標であるNPS®ベンチマーク調査2018を実施しました。この結果、最もNPS® が高いのは、ESETとなりました。
  業界全体でみると、防御力、動きの軽快さ、コスパの一層の向上が期待される結果となりました。NPS®1位のESETは、コスパや防御力での高い満足度に加え、「動きの軽快さ」で高評価を得て、2年連続の1位となりました。

調査結果の詳細はこちらからご覧ください:
https://www.nttcoms.com/service/nps/report/securitysoft/

<調査結果のポイント>

1.セキュリティソフト部門NPS®1位はESET

  セキュリティソフト6社のうち、NPS®のトップは2年連続ESET(-4.3ポイント)となり、最下位の企業との差は45.1ポイントでした。また、セキュリティソフト6社のNPS®平均は-24.5ポイントとなり、2017年比-0.3ポイントと、ほぼ横ばいでした。

2.セキュリティソフトの「防御力」、「軽さ」、「コスパ」のさらなる向上へ期待

  12の要因別に満足度と重要度を分析したところ、重要度が高いにも関わらず満足度が伸びなかった(重要度と満足度のギャップが最も大きかった)項目は、「ウィルスの検出率などの防御率」、次いで、「動きが軽快」、「コストパフォーマンス」となりました。推奨セグメント別にみると、「批判者」においては、「動きが軽快」、「コストパフォーマンス」の2項目の満足度が特に低く、不満要因となっていました。
  1位のESETは、「動きの軽快さ」の満足度が突出して高くなっていました。また、「コストパフォーマンス」や「ウィルスの検出率などの防御率」においても、業界トップクラスの評価を得ていました。

3.ロイヤルティの高い推奨者は、OS標準搭載のセキュリティソフトへの乗換え意向が低い

  Windows OS に標準で搭載されているマルウェア対策ソリューション、Windows Defenderについての認知を調査したところ、Windows Defenderを認知しているユーザーは66.8%※1となりました。そのうち、内容も理解していると回答したユーザーは28.0%でした。

図_Windows10(PC)利用者のWindows Defender認知

  また、Windows Defenderの内容を理解しているユーザーに対し、既存の有料セキュリティソフトからの変更意向を調査したところ、変更を予定または検討しているユーザーは21.3%、変更を検討していないユーザーは58.2%となりました。ロイヤルティの高い「推奨者」は64.9%が「変更を検討していない」と答えた一方、ロイヤルティの低い「批判者」は49.4%となり、ロイヤルティが高いユーザーほど、有料セキュリティソフトの継続利用意向が高いことが分かりました。
  ※1 対象は、Windows10を搭載したPCを所有しているユーザー (N=1917)

4.「推奨者」が年間に支払う金額は「批判者」よりも多い

  対象のセキュリティソフトに対し、1年間に支払う金額を調査したところ、推奨度が高いユーザーほど支払額も高い傾向が見られました。「推奨者」は年間平均4,180円と、「批判者」(同3,288円)の約1.3倍という結果となりました。

図_ NPS®セグメント別年間の支払い金額平均

お問い合わせ先

NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社
データ&アナリティクス部

03-4330-8402

nps-solution@nttcoms.com

https://www.nttcoms.com/service/nps/