NTTコム オンライン、生命保険業界を対象にしたNPS®ベンチマーク調査2019の結果を発表
~加入している保険を「十分に理解している」層はロイヤルティが高い~

2019年6月12日

  NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:塚本 良江、以下NTTコム オンライン) は、生命保険業界を対象に、顧客ロイヤルティを測る指標であるNPS®ベンチマーク調査2019を実施しました。この結果、最もNPS® が高いのはプルデンシャル生命保険株式会社(以下「プルデンシャル生命」)となりました。
  業界全体でみると、加入している保険を「十分に理解している」契約者のロイヤルティが高い一方、理解が不十分な契約者のロイヤルティは低く、理解促進の重要性が示唆される結果となりました。

調査結果の詳細はこちらからご覧ください:
https://www.nttcoms.com/service/nps/report/lifeinsurance/

<調査結果のポイント>

1.NPS®1位はプルデンシャル生命

  生命保険業界13社のうち、NPS®のトップはプルデンシャル生命(-39.3ポイント)。最下位の企業との差は22.5ポイントで、13社の平均は-51.9ポイントとなりました。

2.「推奨者」は企業の寄り添う姿勢、お客さまの声を大事にする姿勢を評価

  NPS®セグメント別に要因別の満足度を分析したところ、「推奨者」(推奨度が「9」~「10」の回答者)は、「企業の寄り添う姿勢・お客さまの声を大事にする姿勢」、「担当者の知識の豊富さ」を特に高く評価していました。担当者の質の高さに加え、お客さまへの姿勢に対する高評価が、ロイヤルティを押し上げている結果となりました。
  NPS®1位となったプルデンシャル生命は、「企業の寄り添う姿勢・お客さまの声を大事にする姿勢」や「担当者の知識の豊富さ」を含む複数の項目で、業界トップの評価を得ていました。

3.保険内容を「十分に理解している」契約者はNPS®が高い

  加入している保険商品の理解度について調査したところ、「十分理解している」契約者は全体の33.7%となりました。「契約時は理解していたが、現在は曖昧である」は43.0%、「現状に見合った保険商品か理解できていない」は13.2%など、加入している保険の内容を把握できていない契約者が過半数を占める結果となりました。
  また、理解度別にNPS®を分析したところ、「十分理解している」契約者は-32.7ポイントと最も高く、次いで、「契約時は理解していたが、現在は曖昧である」の-53.3ポイントとなりました。一方、「現状に見合った保険商品か理解できていない」契約者のNPS®は-82.1ポイントと最も低い結果となりました。

図_加入している保険の理解度別のNPS

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NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社
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03-4330-8402

nps-solution@nttcoms.com

https://www.nttcoms.com/service/nps/