2020/12/21

データ操作

時間列が文字列で取り込まれた場合

このコンテンツでは、日付や時刻等の時間データを、Spotfireのdatetime形式で読み込む方法について説明します。
なお、本コンテンツで利用したSpotfireのバージョンは10.10/11.4です。ご利用環境によって、一部画面構成が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

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TIBCO Spotfire

TIBCO Spotfire®は分析に必要な機能を単一製品でカバーするビジュアルアナリティクスツールです。

サンプルファイルについて

本コンテンツで利用するサンプルファイルは、こちらからダウンロードしてください。

時間列が文字列になってしまった場合

Spotfireでは時間はdatetimeという型で扱われ、トレンドだけでなく、曜日や時間帯という見方で扱うこともできるので非常に便利です。

ただ、datetimeという型はデータの読み込みの際に型指定する必要がありますが、型チェックが厳格なため、文字列やNull扱いになっていることがあります。

構文的には”YYYY/MM/DD HH:MM:SS”の形になっている必要があり、"/"や日付と時刻の区切りの" "(半角スペース)などが無いと文字列扱いにされてしまいます。
※”YYYYMMDD”の場合、時間列のないDate型として認識します。

そのため取り込み後に、日付型として変換する必要があります。
その場合は計算カラムを使います。

上図のように日付に”/”がなかったり、日付と時刻が別のカラムになっている場合、文字列関数で正しい構文に変換し、datetime関数で日付に変換できます。

計算カラム

「データ」から「計算カラムを追加...」を選択します。

「式」に以下の計算式を入れます。

DateTime(Left([日付],4) & "/" & Mid([日付],5,2) & "/" & Right([日付],2) & " " & Left(Right("000" & [時刻],4),2) & ":" & Mid(Right("000" & [時刻],4),3,2))

datetimeという型

手順としては画一的ではありませんが、right, left, midなどの文字列関数を使用したり、”&”で結合して、“YYYY/MM/DD HH:MM:SS”の文字列を作成後、datetime関数を使用します。

これにより、どのような形式でも取り込んだ後に日付型として扱うことができます。

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