SPC(統計的工程管理:Statistical Process Control) とは、データに基づいて製造工程の品質ばらつきを管理し、工程を安定させる手法です。NTTドコモビジネスXが提供する「SPCソリューション」は、ビジュアルアナリティクスツール「Spotfire」をベースに、SPCに必要な可視化や異常通知機能を統合したパッケージです。大量の品質特性や製造パラメータを自動で読み込み、管理図の可視化、異常判定、メール通知までの一連の仕組みを提供いたします。Spotfireを基盤とすることで、異常検知から原因分析までをシームレスに実現。さらに高いカスタマイズ性を備えているため、各製造現場の固有の要件にも柔軟に適応し、迅速で効果的な品質管理を支援します。
高いカスタマイズ性を備えたSpotfireシステム上でSPC管理を実現することで、
日常的な工程監視から現場のニーズに即したスムーズな根本原因分析までを一気通貫で実現できます。
運用・工数のお悩み
Excelでの管理図作成や判定作業に多くの時間がかかる。
管理図作成が目的化し、分析・改善に十分に手が回らない。
測定器や各種システムからデータを自動収集し、高性能なSpotfireでそのまま解析。スケジュール実行により、定期的な取り込みから解析までを完全自動化。
工数がかかっていた管理図の作成や、管理値外れの判定もすべて自動化。
監視・検知のお悩み
多数の特性を人手で監視するため、異常検知が遅れがち。
傾向・連続判定などの兆候を自動で捉えられない。
自動取り込みとアラート機能の連携により、工程の異常を即時キャッチ。膨大な特性の人手監視が不要。
「管理外れ」だけでなく、「傾向」「連続」「周期性」などJIS規格等に基づく「8つの異常ルール」(※)を自動判定。(※各社固有の判定ルールも適応可)
分析・対策のお悩み
異常時の原因特定に時間がかかり、初動対応が遅れる。
改善のPDCAがデータに基づいて迅速に回らない。
グラフの異常点をクリックするだけで、関連データ(作業者、設備、ロット、原材料など)をドリルダウン。分析時間を大幅に短縮します。
工程能力指数(Cp, Cpk)の自動計算や、パレート図、ヒストグラムなど、品質改善に必要な分析レポート機能も搭載可能。
SPC管理に必要な機能を網羅的に備えています。
CSV, Excelファイル等のローカルファイルや各種DBからデータを取り込むことができます。
標準でXbar管理図、R管理図が可視化できます。
監視対象の測定データ に対し、8つの異常判定ルールを自動計算・テストします。
多数の測定値を網羅的にモニタリングできます。
管理限界線(±3σ)を超えた場合など、ある閾値を超えた際に、メール通知をすることが可能です。
サーバー側のスケジュール実行機能を組み合わせることで、最新の管理図の結果を定期実行し、
ブラウザで閲覧することが可能です。
各業務で「Excelでの手動管理」から「Spotfireによる自動化・高度化」を実現します。
Before
毎日数時間かけて検査データを手作業で転記。レポート作成に多大な工数がかかる。
After
製造ラインからデータを自動取得し、リアルタイムでダッシュボードを更新。手作業をゼロにし、担当者は分析業務に集中可能。
Before
月次の会議などで過去のデータを見て、管理限界外れに気づく。対応は常に後手になる。
After
管理図をリアルタイムで監視し、異常発生時に即座にPCやスマホへアラートを発報。問題の早期発見により、被害を最小限化。
Before
管理限界を超えたかどうかしか判断できず、重大な不良に繋がる「予兆」を見逃す。
After
統計的ルールを適用し、「予兆」の段階で異常を自動検知。不良発生を未然に防止する「先回り」の管理を実現。
Before
関連データを別途手作業で収集するため、原因特定までに数日を要する。
After
ダッシュボード上で異常点をクリックするだけで、関連要因(4Mなど)を瞬時に絞り込み。分析時間を数分に短縮し、即座に対策に着手可能。
お客様の現状や課題を把握したうえで、要件整理からカスタマイズ開発、
導入後のフォローまで一貫して伴走支援いたします。
・要件整理
・データの確認
・操作感/機能の確認
・検証結果の整理
・仕様設計/見積もり
・スケジュール調整
・機能拡張/UI調整
・テスト
・フォローアップ