よくあるご質問

データ仮想化について

Q.TIBCO データ仮想化ソリューションとは何ですか?
A.TIBCO データ仮想化ソリューションは、散在するあらゆるデータを複製(コピー)することなく仮想的に統合し、リアルタイムにビジネスで活用できるようにするソリューションです。
従来のETL等を利用したデータマート作成に比べ、データ提供作業や修正が大幅に簡略化されるため、日々変化するデータ分析要望や、データの追加などにアジャイルな対応が可能です。一元化されたアクセスコントロールで、ガバナンスとセキュリティも担保します。
Q.データ仮想化を導入するメリットは?
A.・社内の様々な部門、拠点にあるデータを素早く統合できます。
・データマートの要望に対し、短期間、低コストで作成、変更できます。
・新しい分析や新規レポート作成に際して、データの検索が容易になります。
・人ごと、データごとのアクセス制限が設定で可能になります。
・アジャイルにデータの統合・変更によって、データを活用するPoCやプロトタイプ開発に対応します。
・エンドユーザーへの影響を最小限にするシステム移行ツールとなります。
・レガシーな基幹データからクラウドで提供される3rd partyデータまで、さまざまなデータをプログラムレスで統合して活用できます。
・データを活用するシステム開発において、安全に本番データ活用することでテストデータ作成のコストを削減することができます。

など、さまざまなメリットがございます。
Q.データ仮想化の効果が得られない環境は?
A.データソースの種類と使い方が固定的で、例えば一度データマートを1年に1回ぐらいしか変更しないような場合は、あまりメリットを享受できません。
Q.ETL(ESB, EAI等)とは何が違いますか?
A.ETLとデータ仮想化は、データ統合 (複数のデータソースを組み合わせて、データ利用者(データ利用システム)で利用できる形に変換して提供する)という同じ役割を持っています。実際の機能・動作は大きく異なります。それぞれの特色に応じ、選択・併用しご活用ください。

<ETLとの違い①>
ETLは定期的にデータをコピーするバッチジョブ型ツール。データ仮想化はデータをリアルタイムに取得するオンデマンド型ツール

<ETLとの違い②>
ETLのジョブ開発はウォーターフォール型。データ仮想化の設定はアジャイル型
Q.データレイク/データウェアハウスは不要になるのでしょうか?
A.一部は代替が可能です。具体的には下記のようなケースがございます。

<① 併用するケース>
DWHには、コピーが必要となるデータ(データクレンジングや正規化などの前処理が必要なデータ、蓄積が必要なデータ等)を保存し、データ利用者のためのデータマートをアジャイルに作成するためにデータ仮想化を利用。

<② 仮想化のみのケース>
データのコピーや複雑な前処理が必要ない場合。またデータソースや項目の変化が激しい場合
Q.どういう業種・業務で利用されていますか?
A.金融、製造、製薬など様々な業種のお客様にご利用をいただいています。
また業種を問わず、データをアジャイルに活用したいお客様、レポーティング/データ分析/データ提供サービス等で活用いただいています。
Q.TIBCO データ仮想化ソリューションの良さを教えてください。
A.TIBCOデータ仮想化ソリューション (TDV)は、グローバルトップ企業の多くで10年以上にわたり採用頂いていおり、全社レベルでの利用に耐えるパフォーマンス、信頼性をご提供しています。
また、TIBCOはデータマネジメントにおける幅広いソリューションポートフォリオを持ち、お客様のデータ活用の広がりに応じて理想的な組合せのご提案が可能です。
Q.国内実績を教えてください。
A.金融・ヘルスケアなどの業界で導入いただいています。

<国内導入事例>
ディーカレット株式会社(仮想通貨取引所)

事例のご紹介について詳細はこちらお問い合わせください。
Q.導入事例を教えてください。
A.海外事例については、以下のページをご覧ください。

クロエッタ(製菓メーカー)

エレクショップ(北欧最大の家電量販店)

セーブ・ザ・チルドレン(子ども支援専門の国際NGO)

国内事例について詳細はこちらからお問い合わせください。

費用・契約について

Q.ライセンスの種類と価格体系を教えてください。
A.CPUコア数単位、サブスクリプションでのご提供となります。 詳細はこちらからお問い合わせください。
Q.導入までのリードタイムはどのくらいですか?
A.PoCについては1週間から、本格導入は2ヶ月~が目安となります。 詳細は、導入範囲、要件、データ種類などに応じて個別に算出いたします。
Q.トライアルの利用は可能ですか?
A.可能です。
詳細はこちらからお問い合わせください。
Q.ハンズオンセミナーを実施してますか?
A.実施しています。
詳細はこちらからお問い合わせください。

利用・導入について

Q.導入支援や運用支援サービスはありますか?
A.はい。下記のサービスを基本メニューとしてご用意しております。

・PoC支援
・初期トレーニング
・導入支援サービス
・運用支援サービス

上記以外のご要望、詳細はこちらからお問い合わせください。
Q.開発用ライセンスはありますか?
A.はい、開発専用ライセンスのご用意がございます。
Q.トレーニングサービスはありますか?
A.はい、ご用意しております。
Q.導入後に参照できるドキュメントはありますか?
A.はい、各種マニュアルがございます。

機能・性能について

Q.どのようなデータ処理ができますか?
A.よく用いられるテーブルの結合(JOIN)や統合(UNION)に加えて、例えば下記のような要件についてもTDVのGUI設定で対応が可能です。

<例①>
新たな項目(売上)を新設して、計算結果を入れる(単価×数量)

<例②>
特定の種類のデータ(例:商品区分=電気製品)だけセレクトして、仮想データテーブル(電気製品だけのテーブル)を作る
さらに、SQLによるより複雑なカスタマイズも可能です。
Q.対応しているBIツールを教えてください。
A.専用のコネクタでの接続に対応しているBIツールはこちら になります。

一般的なODBC, JDBCによる接続が可能です。
Q.TDVにアクセスする場合のインタフェースを教えてください。
A.SQLベースのアクセス(JDBC, ODBC, ADO.NET), およびWEB API(REST, SOAP, OData)になります。 詳細はこちら をご確認ください。
Q.対応しているデータソースを教えてください。
A.約350以上のアダプタをご用意しております。詳細はこちら をご確認ください。

こちらにないものであっても、アダプタ開発キットを利用して対応可能です。
Q.半構造化データ(JSON, XML形式)のデータも扱えますか?
A.はい。JSON, XMLのデータソースをテーブルに変換して統合することが可能です。
Q.データカタログ機能はありますか?
A.はい。標準でカタログ機能を持ち、登録されたデータソースや仮想テーブルを自在に検索することが可能です。データのタグや説明を追加するも可能であり、検索がより容易になります。
Q.キャッシュとして利用できるデータベースはどれですか?
A.詳細はこちら をご確認ください。

動作環境・対応言語について

Q.最小構成を教えてください。
A.PoC, 開発環境、実稼働環境など、目的ごとに最小構成のサンプルのご提示が可能です。
詳細はこちらからお問い合わせください。
Q.必要な動作環境を教えてください。
A.詳細はこちら のインストール要件をご参照ください。
Q.クラウド(AWSやAzure)で運用できますか?
A.はい、運用可能です。
Q.パフォーマンスは問題ないですか?
A.TDVのランタイムエンジンが常にクエリを最適化し、データ仮想化サーバーの負荷を最小化する工夫をしております。
さらに、利用者やデータなどの増大があった場合の対応としては、キャッシュ機能によるデータソースへのアクセス抑制、高負荷のクエリに対応するためのMPP(大規模分散処理)エンジンによる並列処理、アクティブクラスタ構成によるスケールアウトなど、様々な対応が可能です。
Q.日本語に対応していますか?
A.はい。GUIとマニュアルの一部について、日本語化されております。
お問い合わせサポートについては日本語で弊社が承ります。